2022/06/27

「ウィークエンドPPP」手法での、株の仮想トレード(つもり売買)練習の続き(2020年11月6日~2020年12月25日)

株の仮想トレード(つもり売買)練習を1年分、
つまり52週分を順番どおりに通してやってみると、
予想以上に、臨場感をもって実行することができた。

前回、「PPP赤折れ」狙いの手法で、2020年分の1年分をやったので
これが2巡目になる。まだ成績は比較できていないけど、
今回の「ウィークエンドPPP」手法の方が、単純明快なので、
こちらの方に軍配を上げたい。

当初の思惑どおり、

トレンドのある時にだけトレードに参加し、
それ以外の不安定な時は極力、トレードを避ける

というトレード方針に、かなり忠実なシグナルが出たからである。

でも、やっていく中で、弱点と改善事項がいくつか見つかった。
あきらかに「負ける」場面と「勝ちを帳消にされる」場面がある。

 ・高値ブレイクアウト時に、チャネルラインの上限にかかる場面
 ・窓を空けて高値飛び出しの陽線の翌日の「寄り天・陰線」の場面
 ・包み足の陰線で買い玉を手仕舞う場面

等々。

次の場面に進んでいく前に、今回の負けトレードをすべて
改善した方法で再度やってみる必要がある。

練習や検証は、やりっぱなしでは、あまり効果がない。
うまくいかない箇所を分析し、改善していかなければならない。

改善方法を理解したうえで、それを実践できるように、
再び同じ場面を練習して「これならできる!」と確信する必要がある。

それでも納得のいく成績がでなければ、
その手法そのものがダメなのかもしれない。

幸い、今回の「ウィークエンドPPP」手法は、バックテストの通り、
仮想トレード(つもり売買)練習の成績は、なかなか上出来だった。

どんな難しい相場でもコンスタンスに利益を上げられるような
「株職人」さんにとっては、こんなのは、ぜんぜんダメな方法かもしれない。

でも、私のような、下手なシロウト級トレーダーにとっては、
失敗の少ない手法なのではないかと実感している。

ちなみに今日、本番の場面で同じことをやると、次のようになる。


2022/06/24(金) 

トレーディング練習帳

本日の対象銘柄は 4。うち、買い狙いは 3、売り狙いは 1。

まず最初に、本日の日経平均株価を確認。

1001 日経平均
大きなレンジ範囲内での動き。直上に長期MAがあるので、ここで一旦止まるか。


1銘柄目「4503 アステラス製薬」。買いのみ

4503 アステラス製薬
週明け、チャネルライン上限で上ヒゲが出て、上昇7本目なので、買わない。


2銘柄目「6055 ジャパンマテリアル」。買いのみ

6055 ジャパンマテリアル
週明け、週足チャネルライン上限での「寄り天・陰線」なので、買わない。


3銘柄目「7550 ゼンショーホールディングス」。買いのみ

7550 ゼンショーホールディングス
週足、陰線で、RSIが揃って下落なので、買わない。


4銘柄目「5703 日本軽金属ホールディングス」。売りのみ

5703 日本軽金属ホールディングス
週明け、赤折れになったので、空売りはしない。

以上、今回は、トレード対象なし。

ちなみに私が今保有しているのは、
「7211 三菱電機」 と 「8697 日本取引所(JPX)」を ほんの少しだけ。


最後に、前回の仮想トレード(つもり売買)練習の続きを、掲載しておく。

2022/06/25

「ウィークエンドPPP」手法での、株の仮想トレード(つもり売買)練習の続き(2020年7月3日~2020年10月30日)

2020年3月のコロナ暴落後から、2020年11月のアメリカ大統領選挙後の暴騰までの間、
私のような下手なトレーダーにとっては、とても難しい相場だった、と思う。

後から見れば、とてもきれいな上昇トレンドを描いていたけれども、
前から見れば、とてもそんな予測はできず、いつ暴落するか?に怯えている。

でも、相場が下がれば、日銀が買い支えて踏み上がる(?)の繰り返して
上からの圧力 と 下からの圧力 で狭いレンジのまま右肩上がり上昇し、
損切りに引っかかってしまうことが多かった。

トレンドの弱い相場の場合は、利益を伸ばそうとして我慢するよりも、
利益が出ているうちに、一歩手前くらいで確実に撤退する方がうまくいく。
あと1日待つと、利益確定のつもりが損失になっていることもあった。

仮称「ウィークエンドPPP」手法の検証と練習を続けていくなかで、
狭いレンジで じわじわと右肩上がりで上昇していく 相場状況では、
高値更新を確認してエントリーしようと判断する際に、
「水平ライン」だけでなく「チャネルライン」をも考慮すべきことも学んだ。

2020年の日経平均複合チャート

「下半身」シグナルで、高値レンジ・ブレイクアウトだと思ってエントリーすると、
右肩上がりの「チャネルライン」の上限にかかっていると、直後に急落して
損切りを余儀なくされるような場面がたくさんあった。

株の仮想トレード(つもり売買)練習では、こんな初歩的レベルの知識でさえ
実際にやってみて失敗して、反省して、改善していく過程を経験することができる。

やっていく中で、途中で判断がブレていたり見落として間違う場面もあるけど、
本番でも時々間違えるのだから、それが現実だと考えるしかない。

前回の練習の続きも、お恥ずかしながら、密かに公開しておこうと思う。
あとで自分が見返してみた時に「あの時は下手だったなぁ」と思えればよい。

2022/06/19

米ドル/円(USD/JPY) 相場を、複数のチャート・時間枠で見て、分析する。

今年(2022年)前半は、株式相場はあまりパッとしないけれども、
その代わり、FX で大相場があり、まだ継続中である。

私のトレード方針は、
「相場にトレンドのある時にだけ参加し、それ以外は休む」
なので、なるべくトレードの出動回数を減らしている。

勝ちトレードを増やすよりも、負けトレードを減らす方が
勝率を増やすのに効果的だということを学んだからである。

株がパッとしない時には、FXがトレンド相場である可能性もある。
逆も然りで、昨年9月のようにFXよりも株が強かったこともある。

さて、今年(2022年)前半、約6ヶ月間の大相場だった
米ドル/円(USD/JPY)相場は、理想的なトレンド相場だった。

私はファンダメンタルズのことは詳しくないけれども、この先、
円安はさらに進んで、1997年の147円域まで進むと予想している。
でもそれがいつなのか?は、先の話なので、まだ分からない。

レバレッジをかけてトレーディングをしている場合、
一時的にでも反対方向へ値が動いてドローダウンを喰らうと、
そこでゲームオーバーになってしまうことがあるので、
バイ&ホールド することが許されない。

現時点で、米ドル/円(USD/JPY)相場を分析してみようと思う。
私が使っているチャートは、いくつかあって、目的によって使い分けている。

順番に見ていこうと思う。


■MT4 (Meta Trader 4)  ※既製品

USD/JPYのMT4

 FXでの メインチャート 兼 取引ツール は、MT4 (Meta Trader 4) である。

 日足(1D)、4時間足(4H)、1時間足(1H)、15分足(15M) の4画面を同時表示し、
 この画面から、水平線やトレンドラインを引いたり、売買を行ったりする。
 逆指値注文の変更(トレイリング・ストップ)は、点線で引かれた水平線を
 マウスでドラッグ&ドロップして、上下に引き上げたり引き下げたりする。

 表示させている移動平均線は、日足では、相場師朗先生の5本を採用している。
 4時間足、1時間足、15分足でも、赤色は 5日MA相当緑色は 20日MA相当 である。

 今回、15分足が 1時間足がほぼ横ばいになった状態で、撤退した。
 次回は、前回高値をさらに上抜いて、リターンムーブした時、の予定である。
 上抜かずにダブルトップで下げたら、ショート(売り)をするかもしれないけど、
 平日夜間等にその場面になるようならば、トレードには参加できない。


■ポイント・アンド・フィギュア(P&F) チャート  ※自作

USD/JPY ポイント・アンド・フィギュア(P&F) チャート
 相場全体の俯瞰図を、大雑把に形としてとらえるための、チャートである。
 1枠1円の場合、メジャード・ムーブでの垂直目標値 が三枠転換で消滅したので、
 上昇の勢いは一旦止まった可能性がある、と見ることができる。
 
 さらに高値を上抜けば、上昇トレンド継続になるし、
 下値を割ってしまえば、一旦の押し目を付けることになる。


■ローソク足&移動平均線 の 複合チャート  ※自作

MT4では 日足以下の時間枠のチャートしか表示させていないので、
日足以上の上位足(日足、週足、月足) を同時表示させるために、
わざわざ自作チャートを使用している。

ローソク足の表示有無、終値線の表示有無、移動平均線の表示数(0~8本)を
切り替えて使用することができ、ページ単位、1日単位で前後にめくることも可能。


月足[メイン]、週足、日足>

USD/JPY 月足[メイン]、週足、日足


<月足、週足[メイン]、日足>

USD/JPY 月足、週足[メイン]、日足

<月足、週足、日足[メイン]

USD/JPY 月足、週足、日足[メイン]


■各種シグナルを全表示したテクニカルチャート  ※自作

USD/JPY テクニカルチャート

 週末のトレード分析に使用するチャートが、このテクニカルチャートである。
 直近9日間のシグナルを時系列に表示し、直後9日間の値動きも表示する。

 ローソク足と移動平均線以外に、トレード判断を行うために必要な
 いくつかの テクニカル指標を同時表示させている。

  ※詳しくは、「私が使用しているテクニカル指標」 ページを参照

 

今日(2022/6/17)時点の 米ドル/円(USD/JPY)相場を分析すると、
日足の前回高値(131円域)まで押し目を作って反発したので、
リターンムーブを確認して買いを入れていたが、
前回高値付近 (正確には、1時間足の抵抗ライン)で、全決済した。

株の同じように、いつもの分析方法をやってみようと思う。

日足終値が 上向きの5日MA線を陽線で上抜いた(「下半身」シグナルに近い)
ので、買いのチャンスに見える。

が、しかし、

3月以降、ほぼ一方的に上昇を続けてきたけれども、ここにきて、

・ADXがピークアウトして下がり始めている
・週足RSI が逆行してきている
・月足RSI が 90まで到達してきている

というような懸念事項が出てきているので、高値づかみの懸念があり、
一旦は高値で もみ合うか、反落して押し目を付けるのでは? と予測する。

だから、高値を再び上抜いて、リターンムーブが確認できない限り、
トレードをしないで傍観する、という方針を採ろうと思う。


2022/06/14

検証中のトレード手法「ウィークエンドPPP」(仮称)の続き(2022年6月10日)

日中、別の職業で頑張っている サラリーマン・トレーダーは、
ザラ場のチャートを見ることができない。

それは不利か?といえば、そんなことはなく、
取引時間が限られている日本株に限れば、むしろ有利でもある。
ザラ場中のチャートを見たために、計画外のトレードを行うことを
「仕事中は絶対にやっちゃだめだよ!」と戒めることができるからである。

でも、そのように考えることができるためには、ルーチンワークの如く、
「一貫性のあるトレード手法」を遂行している状態 になっている必要がある。

手法は、シンプルなのが一番である。

練習でも本番でも、一貫して、同じように、できるのがよい。

ということで考えて検証中なのが、仮称「ウィークエンドPPP」手法である。
そのトレード・ルールは、次のとおり。

・毎週、ウィークエンド(土日)に、次の条件を満たす銘柄をリストアップする。
 週足完成日である金曜日の終値を基準とする。

 (抽出条件1)日足・週足・月足がすべて PPP または 逆PPP であること
 (抽出条件2)日足ADX と 週足ADX が揃って上昇中

・金曜日の日経平均株価チャートを見て、
 
ウィークエンド(土日)に、次週の仮シナリオをいくつか考えておく。

・週明けの月曜日の夜から火曜日の朝にかけて、
 月曜日の終値を基準としたテクニカルチャートにて、売買判定を行う。
 仮シナリオの流れが継続している場合のみ、トレードを行う。

まだまだ整理できていないのでシンプルではないけれども、
このようなプロセスを毎週行っていけばよい。

「トレードが発生している時にだけ参加する」という方針ならば
出動回数は少ないものの、負け越すことだけは避けられるはず、である。

ということで、いつもの「仮想トレード(つもり売買)」練習を
もう少し最近の日付で、やってみようと思う。


2022/06/10(金) 

株式トレーディング練習帳

本日の対象銘柄は 19。うち、買い狙いは 12、売り狙いは 7。


まず最初に、本日の日経平均株価を確認。

日経平均チャート(2022/6/10)

勢いよく上昇してきたけど、前回高値および 300日MA(≒60週MA)で上値を抑えられて下落。
週明け、この高値を突破したら上昇気運だけど、下落に向かったらレンジ相場へ逆戻り。


1銘柄目「3231 野村不動産ホールディングス」。買いのみ

3231 野村不動産ホールディングス
週明け、陰線で5日MAを割り込み、ADXも下落したので、買わない。


2銘柄目「3659 ネクソン」。買いのみ

3659 ネクソン
週明け、5日MAと20日MAを同時に割り込んで、ADXも下落したので、買わない。


3銘柄目「4503 アステラス製薬」。買いのみ

4503 アステラス製薬
週明け、陰線続きで、ADXが下がったので、買わない。


4銘柄目「6301 小松製作所」。買いのみ

6301 小松製作所
週明け、赤折れになり、ADXもRSIも下落したので、買わない。


5銘柄目「6988 日東電工」。買いのみ

6988 日東電工
週明け、上ヒゲ陰線で5日MAを割り込んで赤折れになり、ADXもRSIも下落したので、買わない。


6銘柄目「7202 いすゞ自動車」。買いのみ

7202 いすゞ自動車
週明け、陰線で5日MAを割り込み、ADXが低下しているので、買わない。


7銘柄目「7550 ゼンショーホールディングス」。買いのみ

7550 ゼンショーホールディングス
週明け、連続陽線ながらも、赤折れになったので、買わない。


8銘柄目「7832 バンダイナムコホールディングス」。買いのみ

7832 バンダイナムコホールディングス
週明け、5日MAを割り込んで赤折れになったので、買わない。


9銘柄目「8031 三井物産」。買いのみ

8031 三井物産
週明け、陰線で5日MAを割り込み、RSIも揃って下落しているので、買わない。


10銘柄目「8630 SOMPOホールディングス」。買いのみ

8630 SOMPOホールディングス
週明け、陽線ながらも5日MAを上抜けずに赤折れになり、RSIも揃って下落しているので、買わない。


11銘柄目「8766 東京海上ホールディングス」。買いのみ

8766 東京海上ホールディングス
週明け、陽線ながらも5日MAを上抜けずに赤折れになり、ADXがわずかに下落なので、買わない。


12銘柄目「8801 三井不動産」。買いのみ

8801 三井不動産
4連続陽線で、週明けも陽線で5日MAの上をキープした。
しかし上ヒゲが多く、RSIも下がってきているので、相場状況から判断して、買わないことにする。


13銘柄目「2269 明治ホールディングス」。売りのみ

2269 明治ホールディングス
週明け、陽線で5日MAを上抜いたので、空売りはしない。


14銘柄目「2809 キユーピー」。売りのみ

2809 キユーピー
週明け、前回安値で支えられて陽線なので、空売りはしない。


15銘柄目「2871 ニチレイ」。売りのみ

2871 ニチレイ
週明け、前回安値で支えられて陽線なので、空売りはしない。


16銘柄目「3549 クスリのアオキホールディングス」。売りのみ

3549 クスリのアオキホールディングス
週明け、ADXが下がり、横ばい中で陽線なので、空売りしない。


17銘柄目「4206 アイカ工業」。売りのみ

4206 アイカ工業
週明け、下値更新ながらも陽線で、週足ADXが下落、RSIが三拍子揃って上昇なので、空売りはしない。


18銘柄目「7956 ピジョン」。売りのみ

7956 ピジョン
週明け、一応は3連続陽線で、ADXが下がり、横ばい中で陽線なので、空売りしない。


19銘柄目「9506 東北電力」。売りのみ

9506 東北電力
週明け、赤折れ「下半身」になったので、空売りはしない。


以上、結局この日は、1銘柄もトレードを仕掛けない判断をした。

こんな手法でいいのか? という気もしないわけではないけれども、
私のような、トレード技術が未熟な者にとっては、とにかく失敗を避けたいので、
勝てることが確信できないような場面で、わざわざトライする必要などないと思う。

この日よりも後、「空売り」すれば成功だったのに・・・・・
という結果になるかもしれないけど、先のことは分からないので、
気まぐれでトレードするよりは、「練習どおりのトレード」 をやった方がよい。


2022/06/12

失敗体験を積む「株の仮想トレード(つもり売買)」練習の続き(2020年5月15日~2020年6月26日)

株式トレーディングの練習をする目的の一つに、
「失敗を、あらかじめ練習中に経験し、正しい方法を学んでおく」
というのがある。

練習にもいろいろなフェーズ(段階)があり、
素振り や 1000本ノック のような基礎的なものもあれば
練習試合 や シミュレーション訓練 のような実践的なものもある。

株式トレーディングの場合は、
チャートの読み方 等の単発の基礎的な練習方法はあるけれども、
本番さながらの体験を積める練習」に使えるツールが、見つからない。

本番と同じ一連のプロセスを、その時点での自分の実力を全力発揮して、
本番同様に、失敗を経験したり反省したり、ひらめきを得たりできるような
本番さながらの体験を積める練習」は、本番前にぜひ必ず、やっておきたい。

既製品が存在しないのであれば、自分で作るしかないので、2年半前から、
オリジナルのチャートとトレードアシストツールを試作してきた次第である。

そして最近ようやく、それが実用的なレベルになったきた。

「株の仮想トレード(つもり売買)」として、まるで練習試合のごとく、
スクリーニング、エントリー、手仕舞い等の一連の流れを
本番のような臨場感で、実際に体験してみることができるようになった。

今までは「過去の似ている相場環境の検索」を使って、時々、
過去の特定日にタイムスリップして練習してみる程度だったが、

できるだけ多くの場面で、いろんな失敗パターンを体験するために、
まずは波瀾万丈だった 2020年 の1年間の相場を追体験している。

実際に体験してみると、練習とはいいながらも、結構、真剣になる。
成功する場面もあれば、大失敗する場面もある。

知識の上では、勝率が高いと言われている場面、たとえば
日足・週足・月足で「PPPまたは逆PPP」の状態での「下半身」等、でも
うまくいく場面と、ほぼ必ず大失敗する場面があることが分かってくる。

「勝率100%は無理だから、仕方ないね」 と考えると先に進まないので、
必ず、負けのパターンと原因を分析して、対策を考えることが重要である。

ローソク足 と 移動平均線 だけで情報が不足していたのならば、
他に何のテクニカルツールがあれば負けを回避したり勝ったりできたのか?
を徹底的に考えて、その「不足しているもの」を特定していく必要がある。

「自分のよくある失敗パターン」を知って、それを改善できるならば、
練習で経験した失敗体験を活かすことができたことになる。

実は、私のツールでは、エントリー判断時に、次の結果がどうなるか?
が事前に見えているので、素直に失敗して遡って分析する ことが可能である。

テクニカルチャート

チャンスだと思ってエントリーすると、次にどうなるか? の結果を受け容れて、
それが負けになるのであれば、どういう根拠で、どういう判断をすれば
「負けを回避できるのか?」「もっとスマートに勝てるのか」等 を考える。

より良き方法が見つかったのなら、その再現性を確認するために、
本番トレードでも、本当に、同じトレード判断ができるのか?」を
自問しなければならない。

私の場合は、失敗原因のほとんどが、まことに お恥ずかしながら、
自分のトレードシステムのシグナルを、その時に限って 無視したこと」だった。

だから、メモでも何でもいいから目に見える形でノウハウ残して、
自分を調教していく必要がある。

私が自分のブログ等で、試行錯誤中のノウハウやツール を公開する理由は、
「自分が活用するため」 である。自分専用に最適化したものでないと、意味がない。

自分が今までに購入した教材やツールは、表面的・部分的にしか 役立たない。
それらを使って、「株の仮想トレード(つもり売買)」 をやってみる過程で、
どれを活かし、どれを捨てればよいのかが、自ずと分かってくる。

そうして残ったノウハウだけが、自分の血肉となって、栄養にすることができる。
そのために、「株の仮想トレード(つもり売買)」体験 をやっていこうと思う。
これを20年分行えば、すごい経験値が積めるので、まだまだ先は長い。

ということで、前回の続きを以下に掲載。

2022/06/07

株の仮想トレード(つもり売買)練習の続き(2020年3月13日~2020年5月8日)

「株式トレーディング練習帳」の別バージョン(PPP&逆PPPを抽出)を使って、
再度、2020年の相場で、仮想トレード(つもり売買)の続きをやっている。

やっとコロナ暴落の場面が終わったところだが、どちらの方法でやっても
下げのクライマックス時の処理を間違わなければ、それほど大差はない。

が、株価が下落しきった状態からの上昇反転を狙う場合は、
PPP&逆PPP の抽出方法だと、該当するものは出てこない。

これは、最初のバージョンの
「PPP崩れからの下落反転」と「逆PPP崩れからの上昇反転」
のスクリーニングの方が適している。

このパターンで抽出された銘柄は、
相場師朗先生の技「N大」または「逆N大」狙いなので、
ADXやRSI等のチマチマした動きは無視して、
週足チャートレベルでの長期戦でやるのがよいかもしれない。

もともと、私が最初に作った
PPP(パンパカパン) の 銘柄一覧」は、
https://kabu.hosono.jp/ppp/ppp_jp.html

PPP(パンパカパン) の 銘柄一覧


PPPだけでなく、PPP赤折れ、PPP緑赤折れ、PPP崩れ、
逆PPP、逆PPP赤折れ、逆PPP緑赤折れ、逆PPP崩れ の
全8パターンをスクリーニングしているので、その時の相場状況に応じて、
トレードにどう使えばよいのか? が分からないと、役に立てることができない。

仮想トレード(つもり売買)練習をやって、勝てるトレードが実証・再現できれば、
ルーチンワークのごとく、「あたりまえに勝てるトレード」 ができるようになる。

プロトレーダーは、どんな場面でも利益が上げる必要があるけれども、
アマチュアトレーダーば、確実に勝てそうな場面だけを厳選して、参加すればよい。

私は、トレード技術があまり高くなく、メンタルも弱いので、シグナルを頼りにする。

仮想トレード(つもり売買)の前回の続きを、ここに載せておく。
この仮想トレードで常勝できるようになれば、全く同じ方法で、本番トレードができる。

2022/06/05

「株式トレーディング練習帳」に別バージョン(PPP&逆PPPを抽出)を追加してみた。

現行の「株式トレーディング練習帳」の対象銘柄は、
鉄板エントリーのための観察銘柄スクリーニング」を採用している。

それは、次の5種類の状態の銘柄を抽出したものである。

 ・上昇トレンド中の押し目
 ・下降トレンド中の戻り目
 ・上昇トレンド終焉時の、下落への反転
 ・下落トレンド終焉時の、上昇への反転
 ・長期横ばい(膠着状態)銘柄

そこから更に、ADXが日足・週足共に上昇中のものだけを絞り込んでいる。
これを、波瀾万丈だった2020年の株式相場で、仮想トレード(つもり売買)で
練習してみたら、なかなか良好な検証結果を得ることができた。

実際に、当時を思い出しながら、仮想トレード(つもり売買)に挑んで、
喜び、落胆、驚き等をバーチャルに体験してみた結果、
RSI(相対力指数)の思わぬ活用法を発見することができた。

失敗しそうなトレードを回避させてくれるシグナルを出してくれると、
トレードの出動機会は少なくなるものの、失敗トレードが減るので
勝率を高めることができる。

成功トレードを増やそうとするよりも、失敗トレードを減らす方が、
勝率を高めるのに有効である、ということを実感することができた。
では、これで完成か?となると、残念ながら、なにか少し物足りない。

2020年前半のコロナショック時のように、
暴落直前まで、執念深い「戻り目」をつけながら下落した場合は良いが、
その後の、じわじわと長く続く緩やかな上昇では、銘柄が抽出されず、
たまにトレードすると損切りばかり、という結果になってしまうし、
11月以降の、アメリカ大統領選挙後の急騰の時も、銘柄が抽出されず、
たまにトレードすると急上昇後の膠着状況にはまってうまくいかない。

つまり、押し目や戻り目がない時には、あまり役に立たない、ことになる。

そもそも、既に PPP や 逆PPP の銘柄を素直に抽出すればいいのに、
なぜわざわざ「押し目」や「戻り目」を重視したのか?といえば、
以前に検証した時の結果が影響していた。

日足・週足・月足がすべて PPP または 逆PPP になっている銘柄だと、
遅行に遅行を重ねたシグナルであるため、
トレンド方向に合っている時は勝率が高いけど、そうでない時は
散々たる成績で、勝率はせいぜい 五分五分 にしかならなかった。

でも、あらためて考えてみると、以前の検証方法は、
知識も技術も技能も 今よりもずっと未熟な状態で行った結果であり、
今ならばもっとマシな検証ができるのではないか?と考えてみた。

今回、「株式トレーディング練習帳」での検証が
自分の期待以上だったのだから、それをベースにして、
対象銘柄をもういちど 「PPP&逆PPPを抽出」 にしてみたら、どうなるか?

そう考えてみたので、さっそく作ってみた。

それが、別バージョンの「株式トレーディング練習帳」である。

日本株・米国株・FXトレーディング用の、銘柄選択アシストツール


検証結果は、まだ揃っていないけど、
いくつかやってみた限りでは、なかなか期待できそうな感触を感じている。
ちなみに、次のような画面である。

株式トレーディング練習帳 ver1.3


また、私の EVERNOTEを使った練習を効率アップするために、
「最小表示モード」というのも作ってみた。右下に画面切替用のリンクがある。

株式トレーディング練習帳(最小表示モード)


実際にやってみて仮想トレード(つもり売買)の実施例を、ここに密かに載せておこうと思う。

やっていく中で改善点が見えてくるので、あえて失敗をおかしている場面もあるので、
決して、これを模範にはできない。でも、失敗事例ならば活用できるかもしれない。

2022/05/30

週足完成日(週末日)と 月足完成日(月末日)を一覧表示させる機能を復活

以前の記事:「週足完成日 と 月足完成日 の、直近1年間のカレンダーリンクを追加

に記載していた、週末日と月末日だけのカレンダーリンク機能は、
あまり使わなかったので廃止していたが、
過去の仮想トレード(つもり売買)をやるうえで、
あると便利な機能だったので、今回、復活した。


シグナルサマリーのリンク
シグナルサマリー


左下の [ 一覧 ] というリンクをクリックすると、一覧が開かれるので、
日付をクリックすれば、シグナルサマリーの該当日が表示される。

週足完成日と月足完成日の一覧

仮想トレード(つもり売買)練習をする場合に、
「週足完成日」を対象にする理由は、

本番でもそのようにやる予定だから、である。

専業トレーダーではない場合、
週末の土日の間に、金曜日の終値をベースにしたスクリーニングに基づいて、
トレードの判断を行うというのをルーチンワークにすると、続けやすい。

一貫したルールで、規律をもって、トレードを行っていくためには、
予定していなかった銘柄を思いつきでトレードするようなことがあってはならない。

週末に、スクリーニングしてトレード候補にした銘柄 意外には手を出さない。

練習では、そんなことは簡単で、あたりまえのことだと思うかもしれないけど、
本番で、それを徹底するのは実は難しく、理想と現実のギャップ を思い知る。

自分の、恐怖心と欲望、あるいは 市況情報等の余計な情報に惑わされて、
ぜんぜん予定していなかった売買をしてしまうことがある。

恥ずかしい話だが、私は今でも、そういう癖を脱する事ができていない。
それをやると必ず、大失敗を犯すことは学習済みであるが、完璧ではない。
情けないかもしれないけど、自分の「意志の強さ」には、期待すべきではない。

時々、成功率の高いトレードシグナルをせっかく提示してくれているのに、
どういうわけか、それと逆のことをやってしまうことがある。

それはまるで、自分の中に「悪魔のささやき」をしてくる存在が本当にいるかのようで、
それに従った結果、必ず失敗して、前回の利益を帳消しにしてしまう。

「あともう1日待った方がいい」 「今すぐ利益確定した方がいい」
というような ささやきは、たいていその類いであり、ハズレることが多い。
迷うと、「何もしない」 という行動になるので、大きな損切りになって失敗する。

自分の中の「悪魔のささやき」に対抗する方法は、論理性と規律性だと思う。

トレードシグナルをもとに、一貫性のある基準で、規律をもってトレードできれば、
そこに余計な「悪魔のささやき」など、入り込む余地はなくなるし、
むしろ、トレードシステムの改善に「悪魔のささやき」を役立てることもできる。

自分で納得のいくトレードツール と トレードルール を手に入れたら、
それを ルールどおりに活用していくための「習慣づけ」が欠かせない。

本番さながらのルールで、過去データで練習したり ルールの検証を行うために、
今回の 「週足完成日または月足完成日 一覧」を活用するつもりである。

それは、週末または月末に 計画した以外のトレードを絶対にやらないぞ!
という、自分自身への戒めのため、でもある。 私は、システムを、そのために、使う。


2022/05/28

株の仮想トレード(つもり売買)の練習メモ(2020年1月~12月の週末日)

2022年5月8日の記事
EVERNOTEを使って、株の仮想トレード(つもり売買)をリアルに実習する方法
にて紹介した練習を、その後実際にやってみた。

今回は、参考までに、私の1回目の、仮想トレード練習(2020年版)を、
「練習事例」 として、ここに密かに、公開してみようと思う。

私のトレード技術は未熟で、まだまだ試行錯誤中の段階なので、
トレード判断に関する内容は、とても模範にできるレベルではない。
あくまでも練習方法の事例」としてだけ、参考にしていただければと思う。

最初に 2020年の一年間をやってみた理由は、この1年間の間に、
大暴落、大暴騰、膠着状態 の3要素がすべて盛り込まれているからである。

1年間、一貫したトレード手法で、追体験してみた結果、
最終的に利益を残せて、ドローダウンも最小限になる手法ならば、
本番で自信を持って活用していける手法だ! と期待することができる。

今回、まず最初にやってみた練習が、
株式トレーディング練習帳 ver1.2」 でリストアップされた
スクリーニング結果の中から「」(にじゅうまる)印の銘柄を
実際に、自作のテクニカルチャートをめくりながら
本番を想定しながら仮想トレードをやってみることである。

株式トレーディング練習帳 ver1.2

基本スタンスは、裁量を入れない「システムトレード」であるが、
相場状況等に基づいて、そのシグナルを採用するか無視するか、
裁量を入れていくことになる。

場面ごとに、問答無用で「損切り」するのか、あと1日待つのか等、
ほとんどが裁量で判断していくことになる。

仮想トレードとはいっても結局のところ、
トレード技術の良否がそのままトレード成績に反映されるので、
下手だと、仮想トレードでも損失を積み重ねることになるし、
上手だと、仮想トレードでも利益を積み重ねることが可能である。

この練習で、非常に重要視しているポイントは、利益が残せたか? よりも、
シグナルをもとに、一貫性のある判断基準で、トレードに臨んでいるか?
という観点である。

過去チャートに売買ポイントを描き込んでいく練習だけだと
なかなか気づくのが難しいのが、この「一貫性」のチェックである。

練習ではいくらでも「ズル」をして結果オーライにできたとしても、
本番では、そうはいかない。

非常に高度なトレード技術を身につけた ごく一部の人を除いて、
私のような中途半端な技術の人や、ましてや 初心者は、

客観的に計算されたトレードシグナルという「事実データ」をもとに、
一貫性のある判断基準でトレードを実行する
、ということができないと、
勝ち続ける、つまり 「利益を残す」 ことは、期待できない。

逆にいえば、それができるのなら、勝ち続けることができる可能性がある。
そのための検証と練習を兼ねた、仮想トレード練習(つもり売買)で、
勝ち続けることができれば、本番でも同じようにやるだけで、きっとうまくいく。

■仮想トレード練習(2020年版)のメモ (例)

2022/05/13

RSI(相対力指数)のダイバージェンシーを見落とさないように、増減の「矢印」を追加してみた。

RSI(相対力指数)は、参考程度にしか役立たない、のだが、
時々、ものすごく頼りになる場面がある。

それが「圧倒的なトレンド相場の終焉」の時である。
この瞬間を見極められないと「逆転負け」するかもしれないので、とても重要である。

「圧倒的なトレンド相場」がずっと続いていて、
ADXの上昇も止まらないよう状態の時であっても、
RSI(相対力指数)が ダイバージェンシー(逆行現象)が現れた時、
つまり、株価の値動きの方向とは逆方向に動き始める現象が起きた時は、
反転が起きる前兆になる、かもしれない、ということである。

もし、早めに利益確定して その後の利益を取り逃したとしても、
「逆転負け」で損失を喰らうよりはマシである。

しばらく値動きが揉み合った後に、
また再び株価の値動きの方向と順方向に動き始めたら、
トレンドが継続したと判断してもいい場面かもしれない。

ということで、増減を示す「矢印」を画面に加えてみた。
これだと、見落とすこともなくなるだろう。


ちなみに、
週足RSIの増減は、前週末日からの増減値、であり、
月足RSIの増減は、前月末日からの増減値、である。
週の途中、月の途中では、その増減値はどちらも「暫定値」である。

最後に、
RSI(相対力指数)の開発者であるワイルダー氏も自身の著書で、
ダイバージェンシーについて、説明しているので、引用しておこうと思う。


5. ダイバージェンシー
マーケットの転換点のたびに起こるわけではないが、重要なポイントにはたいてい表れる。
はっきりとした方向性を持つ動きに続いて、ダイバージェンシーが表れると、
転換点が近いことを示す強いシグナルになり、これこそが RSI の最大の特性だといえる。


J・ウエルズ・ワイルダー・ジュニア. ワイルダーのテクニカル分析入門——オシレーターの売買シグナルによるトレード実践法 (Kindle の位置No.819-821). パンローリング株式会社. Kindle 版. 


2022/05/12

圧倒的なトレンド相場のクライマックス後の仮想トレード(つもり売買)例。

コロナショック時の 仮想トレード(つもり売買)の続きを紹介してみよう。
この前の記事で、コロナ暴落まっただ中の 2020年3月6日を例にして、
クライマックスで利益確定を逃してしまうケースを挙げた。

実はこの日は、私のスクリーニングだと 6銘柄あって、
うち5銘柄は、上手に利益確定すれば、かなりの利益になっている。

でも、コロナショックで全ての銘柄が暴落を始めてから
「これから空売りをしよう!」と思い立つのでは、もう遅い!

下落トレンド中に、戻り目(戻り高値)を狙ってエントリーする場合、
暴落が始まってしまうと、戻り目なんてないので、もう抽出されてこない。

コロナショックは、2月上旬、最後のあがきで、最後の戻り高値があり、
そこから急落に至っているので、その頃に「空売り」していた銘柄が
1ヶ月以上下げ続けて、利益を得やすくなっている。

最後の戻り高値(三尊天井が完成)をつけた直前の 2月 7日(金)と、
2月25日から始まる暴落の、直前の週の金曜日である 2月21日(金)に
「空売り」を開始した銘柄が、いちばんいい成績を挙げている。

日経平均のチャートの形(三尊天井)から、
間もなく大暴落することを読んでいて、
それを前もって準備していた人だけが、
先に「空売り」を仕掛けて確実に利益確定することが可能になる。

暴落を始めてから 空売りを仕掛けるか、大損切りするか、
あるいは 強制ロスカットされてしまうのはいつも、シロウトさんである。

さて、2020年3月13日(金)をやってみよう。


この日はまさに暴落中なので、押し目・戻り目、長期横ばい の
スクリーニングで、何も抽出されてこなかった。

2020年3月13日(金)は、新規で「空売り」しようとする時期ではなく、
既に持っている売り玉の利益を伸ばしている時期、であるべき である。


さて、2020年3月19日(木)に進んでみる。
この日は、3連休前の週末日であり、後から見れば
暴落のクライマックスを迎えた日 である。


2020年3月19日(木) は、大暴落中なので、「もっともっと下がるぞ!」
「もっと空売りしよう!」 としか 考えたくない気分になっているかもしれない。

でも、テクニカル指標を見る限りでは、
2020年3月19日(木)も、もはや新規で「空売り」しようとする時期ではなく、
そろそろ売り玉を「利益確定しよう」、と決断できないと、ヤバい。

「戻り目」の銘柄がたくさん抽出されてきているのと、
そのほとんどが ADXが下落中 であることから、
下落ムードが終焉したことを 事実として認識しなければならない。


では、2020年3月27日(金)に進む。


この日は、逆PPP赤折れ の銘柄が抽出されていて、
ADXが上昇している銘柄が3銘柄あった。

暴落が終了したのか、もう一度暴落が来るのか、
この日の時点では、まだよく分からないので、
できればもう手を出さない方がよい相場かもしれない。

日経平均を確認してみると、このとおり。

ADXはピークアウトして下落しており、RSIも上昇中。月足は大きな下ヒゲがほぼ確定。


では1銘柄目。「6877 OBARA GROUP」

数日めくって、逆PPPになったので、エントリーするも、
間もなく手仕舞いになってしまい、あまり利益は出なかった。




次は、「7003 三井E&Sホールディングス」。


数日めくって、日足逆PPPになったけど、ADXが下がっているので、見送る。


次は、「7751 キヤノン」。

逆PPP崩れになって、ADXも下落しているので、見送り。


ということで、もう「下落トレンド」は終了し、難しい相場になったことが、これで分かる。

これからしばらくの間は、レンジ相場、または 揉み合い相場 になるので、
しばらくトレードをお休みするために、コロナショックで得た利益を 証券会社から出金し、
次のトレンド相場のための準備を始めたほうがよい。

トレンド相場の時の定石トレード法、つまり 「押し目・戻り目を狙ってエントリー」は、
トレンドが終焉した後は、やると失敗が多くなるので、もうやらない方がよい。

「逆下半身」が出たので「売りを追加!」 なんてことをすると、逆に動く。

もう相場の天気がすっかり変わってしまったことを認識して、
その天気にあった トレード方法を都度、選択しないと、失敗が増えてしまう。

株式相場のトレンドが終わったら、別の相場(FX、CFD) を探してもいいけど、
トレンドが出ていないところでは、トレードをやらないことが 一番確実だと思う。

大きなトレンドの直前・直後は必ず、初心者がやらない方がよい相場 になる、
ということを、仮想トレード(つもり売買)をやった経験で、学んでおきたい。


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