2025/07/06

2020年のコロナ暴落時の「1540 金の果実」分析

もう5年も前の話になるが、コロナ暴落の時を、ふりかえってみたいと思う。
新しいツールで「2020/2/25」にタイムスリップしてみて、
シグナルサマリーの一覧画面を見ると、状況が一目瞭然だと思う。

銘柄選定用シグナルサマリー 2025年2月25日
日経平均のシグナルサマリー 2025年2月25日


私の以前のツール(相場師朗先生の株塾2019年バージョン)でも、
買いのシグナルがほぼゼロになり、売りのシグナルが99%近くになっていたが、

私の新しいツール(林則行先生の投資部2025年バージョン)でも、やはり、
買いのシグナルはほぼゼロになり、売りのシグナルが99%近くになっている。

ちなみに当時、私が入会していた「株塾」では、その1ヶ月以上も前からずっと
暴落に備えた空売りの練習をしていたにもかかわらず、
暴落直前に「急上昇」した時に、
「言われたとおりに空売りしたら大損したぞ! どうしてくれるんだ!」
というクレームを言ってくる人がいたそうだ。
最後の急上昇で、迷って、買って、大損 or 機会損失 した人も少なからずいたようだ。

次回いつの日にかやってくる大暴落の時に備えて、
林則行先生は著書の中で、「金 (GOLD)」の購入を一貫して推奨している。
講義の中でもお話されていたが、
株式市場が暴落したら直ちに金が上がる、というわけではなく、
一時的な、上がったり下がったりの乱高下は、想定しておくべきである。

そうでないと、
株式市場が暴落した時に「金 (GOLD)」も一緒に暴落したら、迷って、
「言われたとおりに金を買ったら大損したぞ! どうしてくれるんだ!」
というクレームを言ってくる人がいるかもしれない。

まず、金のETF「1540 純金上場信託(通称:金の果実)」の
週足チャートを見てみると、一方的に上昇していることが明白である。
でも2020年の値動きを見ると、少なからず乱高下していたのが確認できる。

1540 純金上場信託(通称:金の果実)週足チャート

まず、2020年2月25日にタイムスリップして、シグナルサマリーを見てみると、
買いのシグナルはほぼゼロになり、売りのシグナルが99%近くになっていたが、
例外として「1540 純金上場信託(通称:金の果実)」は新高値を付けている。

これ以前に買っていた人は、ここで大きな含み益が出ていたはずだが、
このシグナルをもとにして、この日に「買い」注文を出すと、どうなったか?

タラレバ玉帳「1540 金の果実」

結果は、直後に急落して、10%以上の含み損を抱えてしまうことになる。
もし信用取引で買っていた場合は、損切りを執行しなければならなくなる。

2020年2月25日で、このチャートを見ていたら、ここで買うのはさすがに躊躇する。
これぞ本当の「高値づかみ」である。


2020年3月13日の、損切り執行時にチャートを見ていたら、このようになる。


「1540 純金上場信託(通称:金の果実)」を現物株として買っていたら、
損切りは行わずに、含み損を無視して保有し続けることになるが、その場合、
2月25日の高値を上抜けるのは、6月29なので、4ヶ月以上も安心できない状態が続く。


さて、もう一度、前掲の 週足チャートを見てみよう。
15,000円間近の現在の状況から見れば、ほんのちょっとの値動き、くらいにしか認識できない。


長期的に、こういう流れで上昇していくことを確信できているならば、
迷うことはないだろうし、安値付近で買い増すことだってできるはずである。

もし大きく下落しそうな場合は、
一時的に、ヘッジ玉としての空売りも行って両建にしたうえで、
売りポジションで利益を重ねて、損失軽減するというテクニックもある。

が、そんな面倒なことを一切せず、チャートも一切見ないで、
定期的に買い増ししていくか、買い増しせずに放置する、という方法でも
最終的には利益になっていることは変わりはない。

いざ、株式市場の暴落が起きて、金の価格も一緒に暴落した際に、
慌てず、迷わず、対処できるように、
過去相場でシミュレーションによる検証をしておくことは有意義だと思う。

投資は自己責任で行うものなので、他人のせいにしないためにも、
しっかりと自分で分析して、納得&確信できる状態にしておきたい。


2025/07/05

新ツールでの「タラレバ玉帳」によるトレード検証

重要な安値割れという売りシグナルを根拠として空売りを仕掛ける場合、
どこで利益確定し、どこで損切りするのか? について、
何の方針もないと、勝ちトレードが負けトレードになることがある。

空売りを仕掛ける段階で、損切り許容額(リスク)に対して
期待する利益額(リワード)の目安を決めておくのが望ましい。

このリスク&リワード比率が2~3倍あれば、
勝率がそれほど大きくなくても、利益が蓄積されていく計算になる。

損切り許容額(リスク)が小さければ、早めに利食いしても大丈夫だし、
損切り許容額(リスク)が大きければ、大きく利食いするまで待たねばならない。

でも、どちらにしても、逆方向のシグナル(前回高値越え 等)が出たら
もう諦めて損切りしてしまった方がよいケースが多い。

本当にそうなのか?は、
過去の相場でシミュレーションしてみないと、納得するのが難しい。

仮に、今年(2025年)の3月末日の時点で、日経平均の相場を見てみると、
過去100日の安値を割り込んだというシグナルが出ている。

とりあえずETF(1321)を対象に、
下げを見込んで「空売り」を仕掛けた場合と、
反発を見込んで「買い」(逆バリ)を仕掛けた場合で、
その後の結果がどうなったのか?
を見るツールを作ってみた。

それが、「タラレバ玉帳 ver2」である。

シグナルを見て、「売」と「買」のいずれかのリンクをクリックしてみると・・・



まずは「売り」の場合、見込みどおりに下落したので、最初は利益が出ている。
が、もし利益確定せずに、欲張って放置していると、
やがては「買いシグナル」がどんどん出てきて、損失が出てくる。
そして、この後、遂には、8%の強制損切りを迎えることになってしまう。

















では逆に、反発してレンジ相場内へ戻ることを見込んで、
逆バリの「買い」を仕込んでみた場合は・・・













はい。すぐに強制損切り(8%)になる。

逆指値注文を仕掛けていた場合、窓を上けて寄り付いたため、
8%のはずが13.8%の損切りを喰らってしまうことになる。

もし、この損切りをしなかった場合、
ずぅーっと耐え忍んでいたら、この後に大幅利益になるのだけれども、
それはあくまでも結果論であって、
ここで追い証になってゲームオーバーになる可能性だってあるのだから、
この強制損切りを正直に喰らう (そして猛反省する) のが正解である。

本番トレードで喰らったらショックだけれども、
シミュレーション練習の段階で喰らうならば、痛手はない。

そのための練習として、「タラレバ玉帳 ver2」を作ってみた次第である。

実際のトレードにおいては、上記の2つの選択肢しかないのかといえば、そんなことはなく、
デイトレード等で成功している凄腕トレーダーさんだと、

 トレイリング・ストップを活用して損失を利益に変えていたり、
 途中で半分利食いしていたり、
 建玉の調整をしたり、

という数々のテクニックをつかって、成功率を上げている。

これから追加したい機能は、

・業績チェック
・次の過去安値に近づいた時の、手仕舞いアラート
・次の過去安値を突破した時の、損切り額の引き下げ(トレイリング・ストップ)

等である。

それらは、損失トレード(強制損切り)になってしまうケースの場合に、
「どうやったら損失を抑えられるか?」を考える段階で、有効になると思う。

あらかじめ仕掛けの段階で、ファンダメンタルによる分析で
「この銘柄の空売りは、今回は辞退しよう!」
という判断ができていれば、損失トレードを回避して勝率を上げられたかもしれない。

本番トレードで実損を喰らう前に仮想トレードで仮想損を喰らって反省&改善しておけば、
本番トレードを確信をもってルールどおりに行うことができるはずである。

私のツールは、過去30年くらいのデータを入れているので、
過去のいろんな場面で、検証をやってみることが可能ある。

特に、自分が過去に失敗したトレード場面については、
この検証(反省&改善)を行うことで、
トレードで失った損失額を「トレード技術の授業料」へと
昇華させることができるので、ぜひやっておくべきだと思う。

そうやって体得したノウハウだけが、自分が本当に使えるトレード技術になってゆく。


2025/06/25

直前の高安レンジ幅と、損切りラインまでのリスクを計算する

デイトレでも、スウィングでも、中長期の投資でも、
売買のエントリータイミングは、やはり、
狭いレンジからのブレイクアウトが基本になる。

移動平均線の収束と拡散も同じ狙いである。

直前のレンジ幅が狭いと、ブレイク時の速度と利幅が大きいし、
損切りライン(直前の高安値)までのリスク幅も小さくなるので、
ここでトレードできれば、かなり優位性がある。

中長期投資の場合は、さらにファンダメンタルズも考慮すれば
さらに優位性が出てくることになる。

デイトレの場合は、リスク&リワードの計算してくれる既成ツールがあるが
中長期の株式投資では、そういう気が利いているツールが見つからないので、
見つかるまでは、自分で計算してみるしかない。

まずは、直近●●日の最高値と最安値を計算して、そのレンジ幅を計算し、
レンジをブレイクした時に、その前日までのレンジ幅を確認すればよい。

損切り許容額(3%、5%、8% 等)をあらかじめ決めている場合は、
前回の高値と安値を逆方向にブレイクされたら損切りになるのだから
前回の高値と安値までの値幅が、損切り許容額よりも小さい方が安全になる。

直前のレンジ幅が狭いと、その条件が満たされやすい。

というわけで、とりあえず作って、自作ツールへ反映させてみた。
それが本当に有効なのか?は、過去のチャート事例で検証してみればよい。

これを検証するには、以前作った「タラレバ玉帳」を流用するのがよさそうだ。




2025/06/22

新しいノウハウに基づいた「自作ツール」を作成中!

この4月に、林則行先生の「投資部」に入会したことで、
今まで知らなかった(というより捨てていた)知識を
新たに学び直す機会を得ることになった。

テクニカル的な話は、新たに学ぶこともあったが、
すでに著書の中で紹介されているものも多いし、
ノウハウの本質は、どちらかといえば
ファンダメンタルズ分析の方が中心なので、
自作ツールの活用の方法も変わってくることになる。

今までもそうだったが、自作ツールを使う目的は、
トレードシグナルを「答え一発」で出すこと ではなくて、
自分が銘柄候補を発見・分析するのを効率化・省略化するため、だった。

それで今回、新しいノウハウに基づいた自作ツールを新たに作成することになった。




今までのツールがベースだが、中身はガラっと変わっている。

今までになかった要素は「新高値」「新安値」の要素である。
短期トレードでは「高値買い」は御法度で「押し目買い」を狙うが
長期トレードでは、それが逆になる。

やや長期の株式投資では、
週足・月足がトレード足で、日足がエントリー足になってくるので、
日足の高値ブレイクと安値ブレイクが重要シグナルになってくる。

その他にも、チャートの黙示チェックだけだと判定が難しい指標を、
このツールに取り込んで、一覧的にチェックできるようにしてみた。

おそらく今回学んだノウハウの中で、
林則行先生が考案したオリジナル指標である「売り圧力レシオ」は、
会員向けに標準提供されているツールだと手数がかかりすぎるので、
これだけはどうしてもシステム化する必要が出てきた。

ちなみに、林則行先生のオリジナル指標である「売り圧力レシオ」は、

の書籍でも紹介されているので、公開情報である。

これを毎晩、自動更新し、過去へ遡って、その日時点でのシグナルを見ることができる。

テクニカル的には、あともう少し、要素を盛り込む予定だが、
そこから先は、ファンダメンタルズ情報を参照することになるのだと思う。

これについては、既成ツールが使えればそれを使うけど、なければ、
EDI-NETのAPIから、決算情報を自動取得して、参照することになるかもしれないけど、
そこまで複雑な分析は必要ないかもしれない。

まずは、テクニカル要素のものだけを完成させて、使い始めてみようと思う。


2025/04/09

林則行先生の「投資部」に入会してみた。

 今日は、林則行先生の「投資部」というものに入会してみた。
 3日くらい前に、Youtube広告が出ていたので、無料動画を閲覧したのがきっかけである。

 林則行先生については、かなり以前からマークしていて、セミナーにも参加したことがある。
 最近どうしたのだろう?と気になっていたら、昨年くらいに、この「投資部」というのを始めたらしいので、無料動画を申し込んでみることにした。

 他の先生とは違う次元のノウハウを持っていると直感で分かる。
 そのノウハウとは、別にサプライズなものではなく、あたりまえすぎる原則のような話が多いが、だからこそ本物だと、今の私ならば理解できる。

 評判等をネットで検索すると、「怪しい」とかいろいろ出てくるし、参加金額の情報も出ていた。
 いきなり 275,000円と提示されれば「高いかな?」とも思ったが、「石の上にも3年」ということで36回の分割払いにすれば月額1万円程度なので、お手頃だと思う。

 それにしても、高額教材に金を払ったのは6年ぶりになる。
 6年前の2019年7月に、相場師朗先生の無料セミナーで
「株式トレードマスタープログラム」(SHIRO トレーダー養成基礎講座」)を購入して以来である。

 私は今まで、いわゆるファンダメンタル分析をベースにした「投資」のことはあまり勉強してこなかった。
 私はどうやら、チャートの値動きだけでトレーディングするのは、あまり得意ではなかったようだ。
 今さらそれに方向転換しようというつもりはないが、興味はある。

 私がいまでも求めているのが、テクニカルとファンダメンタルを融合した、もっと根源的な手法である。
 もうノウハウ集めは決してしないと思っていたが、どういうわけか、今回だけは食指が働いた。

 一度、どうしても学んでおくべきノウハウだと、感じた。
 中身はこれからじっくり見てみようと思う。


2025/03/29

会社四季報を無料でフリーワード検索してチャート表示できる方法

最近、口座開設すれば無料で会社四季報を閲覧できる、という証券会社が増えてきた。
私は、立花証券の口座で、会社四季報レポートを閲覧していたけど、
SBI証券、楽天証券等の大手ネット会社でも普通に閲覧できている。

でもそれはあくまでも、特定の銘柄を指定して会社四季報の情報が閲覧ができる、という機能にすぎない。

銘柄コードを個別指定したり、スクリーニングやランキング等で表示された銘柄を選んだりした後に、1社ずつ選んで閲覧していくことしかできない。

本文や株主情報等から、フリーワードで検索したかったら、本家本元の「会社四季報オンライン」の有料プランを利用するしか方法がなかった。

と、そう思っていたら最近、「三菱UFJ eスマート証券」という会社だと、無料で会社四季報のフリーワード検索ができるということを知った。

実はこの証券会社は、私も利用中である。

もともと「カブ・ドットコム証券」という名前だった時に口座開設をして、その後「auカブコム証券」という名前に変わっていたが、2月から今の名前に変わっていた。

「三菱UFJ eスマート証券」の、「kabuステーション」というPC用の取引ツールをダウンロードしてインストールすると、会社四季報のフリーワード検索が利用できるようになる。

そして、閲覧できる情報も、以前は一部だけだったけれども最近、書籍とほぼ同等の情報が掲載されるように改善されていた。本文の一部をコピペ(コピー&ペースト)できるのも嬉しい。

kabuステーションの「四季報検索」機能
https://kabu.com/kabustation/manual/shikiho02.html

ちなみにこの「kabuステーション」という取引ツールは、
カブ・ドットコム証券時代は APIも使えるし、スマホアプリもあったりして便利なツールだったけれども、有料だった。

今は、スマホアプリが廃止されたけれども、PC版が無料で利用できるようになった。
その代わり、APIは上位プラン(プロフェッショナルプラン)のみになっていた。

「四季報検索」機能だけならば、無料のプランでも使えるらしい。

これは、投資以外の分野でも、非常に役立つ。
フリーワード検索は、会社名やコメントだけでなく、株主の名前、役員の名前、住所等でも使えるので、とても役に立つ。

もちろん、会社四季報をもっと深読みできるレベルになったら、
本家本元の「会社四季報オンライン」の有料プランを利用しようと思うけど、
「kabuステーション」自体がすばらしいチャート機能を持っているので、こちらは手放せない。

「kabuステーション」は、ポイント・アンド・フィギュアも表示させることができるし、チャートや移動平均線の値や色も変更することができる。

そして何よりも便利なのが、会社四季報のフリーワード検索結果で企業を選択すると、会社四季報の情報ページとチャートを同時表示させることができることである。

kabuステーション

今後は「三菱UFJ eスマート証券」の「kabuステーション」をもっと利用していこうと思う。


2025/03/20

自作トレーディング分析ツールのリニューアル開始

自作ツールのリニューアルとして、対象銘柄数を100銘柄以下に絞り込んでみた。

どうやって厳選すればよいか?の詳しいノウハウは持っていないので、
まずは33業種ごとに、時価総額の大きい順に1~3銘柄ずつ絞り込んでみた。

そしたらちょうど100くらいになったが、そのほとんどは日経225の対象銘柄だった。
こうやって選んだ場合、ほぼ似たり寄ったりになる。
チャートの値動きだけを使用するテクニカル分析は、出来高を最重要視する必要があるので、べつに異存はない。

たったの1年間で、株式分割や社名変更等の変動が20社近くあり、過去の計算データを更新するのが大変だった。
このメンテナンスを怠うと、全く使い物にならなくなる。
現物株のチャートは、このメンテナンスが非常にたいへんである。

さて私は、できればもう一つ、単なるお気に入り銘柄だけを集めたリストを作りたいと思っている。
今回、対象銘柄を絞り込むと同時に、新たに追加した銘柄がいくつかある。

 東証株価指数(TOPIX)
 日経225連動型上場投信(1321)
 iシェアーズ米ドル建てハイイールド社債ETF(1497)
 THE WHY HOW DO COMPANY(3823)

の4銘柄である。

べつに客観的な意味はなく、自分がチェックしているからという理由でしかない。
でも余計なものを混ぜると、前提条件が崩れてしまうので、あまりよろしくない。

私は今後、ファンダメンタル分析に基づいたお気に入り銘柄リストも加えたいと思っているので、それは分けた方がよいだろうと思っている。

テクニカル分析用の銘柄リストとファンダメンタル分析用の銘柄リストの2つで同時にシグナルが出た銘柄を、さらに厳選できるツールにしていきたいと思う。


2025/03/09

自分だけに役に立つトレーディング分析ツール

トレーディングをしばらくお休みしていると、
いろいろなことをすっかりと忘れていて、
感覚を取り戻すのに、時間と労力がかかりそうだ。

それでも、私の自作ツールはずっと自動更新されている。
システムとして動作させているからだ。

でも昨年1月に一度メンテナンスをした以降は、
社名変更や株式分割等に伴う対応は一切していないので、
それは何とかしなければならないだろう。

僅かな人数といえども、このツールを見ている人もいるし、
私も時々は参考にしているので、
このまま放置した状態で閉鎖するのはもったいない。

というわけで1月に、まずは
もう誰も使っていない米国株の更新をストップした。

それと、昨年9月から仕様変更されて更新停止中の
クリック365&株365(東京金融取引所)は修復した。

そして、日本株のページに手を付けようと思ったが、
これが全く手つかずの状況にある。

対象銘柄を 日経225 と JPX400 にしていたけど、
除外されたり株式分割された銘柄も残っていたりして
もう正確ではなくなってきている。

先月は、更新しているPCも故障したので
516銘柄の自動更新をするのに負担がかかるようになった。

さて、これからどうするか?

私は情報屋でもツール屋でもないし投資業界の専門家でもない。
単なる個人的な趣味で分析ツールを作っているだけなのだから、
もうそれに特化しようと思う。

銘柄数も せいぜい100銘柄くらいにして、
自分でも毎日、状況をチェックできるようにしようと思う。

具体的には、日経225 と JPX400 のような
他人が分類した銘柄リストではなく、
「私のオリジナル銘柄リスト」だけにしようと思う。

自分が関心を持つ銘柄だけを集めた銘柄リスト、である。

自分だけに役に立つトレーディング分析ツール を目指す理由は、

自分が毎日きちんとストレスなくチェックできる

ということに尽きる。

自分の関心を継続させる、ということは、簡単なようで意外に難しく、
実はそれが最も 「重要な肝」 だったりするのだ。


2025/01/03

2025年、そろそろ再始動します。

2年以上も放置してしまったが、今年は大きく動きそう(乱高下含む)なので、そろそろ再開しようと思う。

昨年は、現物株には、ほぼ参加しなかった。
だから相場環境をあまりよく分析できていない。
データやテクニカル指標は自動更新しているけど、毎日見ていなければ役に立たない。
こういう状態の時にはトレーディングに参加しない方がよい!
ということを過去の失敗歴から学んでいたので、思い切って休眠することができていた。

それでも、米ドル/円 だけは分かりやすかったので、少量だけロング(買い)放置状態をしていた。
スワップ分だけでもプラスになっていくので、銀行預金よりはマシであるが、
私のようにトレーディングがあまり上手でない人にとっては、
頻繁に売買するよりも放置状態の方が成績がよくなるケースもある。

デイトレードの技術も大切ではあるが、
それとは正反対の手法も知っておいて損はない。
相場状況や自分状況に応じて使い分けることが可能になる。

「トレーディングに、ある程度専念できない時は、絶対に参加するな!」
「計画外エントリーは、絶対にするな!」
と、今でもしつこく自分に語りかけている。

私が選んだもともとの投資スタイルは「ポイント・アンド・フィギュア」の考え方で、
「価格が大きく動く時にだけ参加する」だったのだから、その基本に返ろうと思う。

これまでに学んだ、デイトレードやスウィングトレードの技術も、もちろん生かして、
理論と方法 を再整理していこうと思う。

そのため、これまでに作ってきたツール類も厳選していこうと思う。

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