2022/03/21

「過去の似ている相場環境の検索」ツールを復活! 米国株バージョンも追加。

 以前、主にトレード検証用として、
「今の相場環境と似ている日を過去相場から検索する」
という機能を作ったことがある。

作った当初(2020年11月頃)は、検証のために何度か使ったけれども、
昨年9月のシステムリニューアルの時以降、動かなくなっていた。

作った当時に比べて、その後にいろんなアシストツールが揃ったので、
今ならばもっと活用できるのではないか?と思い、
本日、現状復旧するとともに、米国株バージョンも追加した。
(FXについては、全体傾向の意味がないので省略)

トレード検証用 過去の似ている相場環境の検索(日本株)

トレード検証用 過去の似ている相場環境の検索(米国株)


このブログの右側にある固定メニューの「関連サイト」欄に、
「過去の似ている相場環境の検索」としてリンクしておいた。

このツールは、
相場全体に占める PPP(パンパカパン)と逆PPP(ぎゃくパンパカパン)、
つまり「相場(あいば)式のパーフェクトオーダー」の銘柄割合(単位:%)を
現在と比較して、日足と週足を含めて、近いものを
1次候補としてリストアップし、そこから選択できるようにしている。

日経平均株価またはNYダウのチャートを見ながら、
その候補日の前後をめくってみて、今日と状況が似ている日を探し、
その日にタイムスリップしたつもりで、
銘柄選定、銘柄観察、そして売買判断を下して経過観察をしながら、
トレードのシミュレーション練習を行えるのを目標にしている。

相場全体の状況を把握したうえで、
自分の「技術の未熟さ」を自覚したうえで、
圧倒的な優位性のあるトレード手法を使って
本当にトレードがうまくいくのか?

ということをあらかじめシミュレーション体験して、
本番のトレードを圧倒的な勝率で勝てる確信が持てるまで、
このツールを活用して技量を上げていきたいと思う。


2022/03/16

ボリンジャーバンド幅の狭い銘柄の ポイント・アンド・フィギュア(P&F)を見る

 ボリンジャーバンド幅(Bollinger Band Width Ratio) が ずっと10%未満の銘柄をリストアップして、その後、どうするのがよいだろうか?

ボリンジャーバンド幅は、抽象的な値 なので、単なる手がかりにすぎない。
売買判定に使うのは必ず「四本値」であるべきで、できれば「終値」が望ましい。

私の場合、一目瞭然で迷わずに判定できるのが、ポイント・アンド・フィギュア(P&F)だと思っている。

昨日はいくつかの銘柄が長いレンジ状態を上抜けした。
たとえば、「2811 カゴメ」と「3197 すかいらーく」。

■ 2811 カゴメ

「2811 カゴメ」ポイント・アンド・フィギュアチャート

「2811 カゴメ」複合チャート


■ 3197 すかいらーく

「3197 すかいらーく」ポイント・アンド・フィギュアチャート

「3197 すかいらーく」複合チャート


どちらも、PPP(パンパカパン)の始まりを捉えることができた。
圧倒的なトレンドが発生していない時は、こういうのを狙うのが良さそうだ。

2022/03/15

ボリンジャーバンド幅(Bollinger Band Width Ratio) の収束状態を時系列で見る

 ボリンジャーバンド幅(Bollinger Band Width Ratio。略してBBW) が小さい銘柄の
直近の状況を時系列で見るようにしてみた。



抽出条件としては「前日の 日足BBWが 10%未満の銘柄」だけを抽出して、
当日それが増えている場合はシグナルを表示する。

直近20日間の推移を見ているが、
ずっと 10%未満に該当している銘柄は、
週足のBBW や ADXも確認する。
RSIが 50%前後になっていれば、さらに確実である。

こういう銘柄のチャートを毎日確認し、
BBWの拡大とともに、ADXの上昇 と +DI または -DI の上昇
が確認できたら、エントリーしてみるとよい。

実は今日、リストアップしていたいくつかの銘柄が、急上昇した。

過去日を指定して、当時の自分の売買履歴を振り返り、

「もしあの時に、この表を見て判断していたら、結果はどうだったか?」

を分析するようにしたい。


ボリンジャーバンド幅(Bollinger Band Width Ratio) が収束している銘柄を抽出

 自作トレードツール「銘柄選定用 移動平均線サマリー」に
ボリンジャーバンド幅(Bollinger Band Width Ratio。略してBBW) が小さい銘柄、
つまり長期間、もみあい状態のまま膠着している銘柄の抽出機能を追加してみた。

市場全体が明確な「上昇トレンド中」「下落トレンド中」の時は、そのトレンド方向に向いた銘柄を選ぶのがよいけれども、そのトレンドの初動段階で銘柄観察を開始できるようにするためには、あらかじめ「トレンドが全くない」状態の銘柄を探しておきたい。

「もみ合い状態からの上抜け・下抜けを待っている」場面で、トレンドの順方向へ抜けてくれると、かなり楽になる。

抽出条件は、

・日足BBW(Bollinger Band Width Ratio)が 10未満
・週足BBW(Bollinger Band Width Ratio)が 15未満

としてみた。

チャートを見てみると、まさに「週足横ばい状態」の銘柄が出てくる。

併せて確認する指標として、

・ADX も低い状態であること
・RSI が50に近いこと
・移動平均線が密集していること

等がある。


エントリーのタイミングは、

・上下のレンジを終値ベースで超えたこと
・日足で、BBWとADXが同時に増加していること
・ボリンジャーバンドの ±2σを踏み越える。

等の条件で見る。

チャートギャラリーで、ボリンジャーバンドを表示させた状態で、毎日めくって観察するだけなので、簡単である。

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