日経平均先物、日経平均のETF(上場投資信託)、日経平均CFD(JP225cash)等、
いろいろな選択肢があるけれども、それらのすべてを いいとこどり しているのが
「くりっく株365 (取引所株価指数証拠金取引)」である。
・先物みたいな「限月」がない
・ほぼ24時間取引ができる(窓空けが少ない)
・配当金相当がもらえる
・税制優遇がある
という魅力がたっぷりあるので、私はこれをメインにしていた。
1枚単位で売買していても、年間で4万円くらい(2018年実績)の配当金が入るので、それだけでもすごい。
欠点は、売りポジション(空売りと同じ)の場合は、逆に配当金相当を払う側になるので、これだけで損失をくらう場合もあることである(3月末は注意!)。
さて、そんな魅力のある「くりっく株365 (取引所株価指数証拠金取引)」だけど、
公式の取引きツール以外で、チャートや価格データを閲覧するのが難しく、
「チャートギャラリー(Chart Gallery)」で使いたいと思っても、
プロ版(80,000円+税)でさえ未対応なので、どうしようもない。
そこで、銘柄を1つ、新規で登録して(例えば 0365番「株365」)
価格データをテキストデータで取り込んでみると、利用することができる。
ただし、価格は自動更新ができないので、手入力するか、追加で取り込む必要がある。
そのための手順は、次のとおり。
「パンローリング 相場アプリケーション」のメニュー(Pan menu)から、
「Panデータ管理(M)」を選ぶ。
「データ管理」-「銘柄」-[登録] で、 0365 の銘柄コードを登録する。
「データ管理」-「銘柄」-[銘柄名] で、 0365 の銘柄名を「株365」に変更する。
「データ管理」-「取り込み」-[テキストファイル-日付付き] で、
テキストファイルを取り込む。
(取り込み用テキストデータ 2019/11/17 迄)
https://www.usemanage.jp/library/kabu365_20101122-20191128.txt
残念ながら、最新のデータを追加するには、
追加データを作って差分を取り込むか、あるいは、
手入力で追加するしかない。手入力の場合は、四本値の直接入力画面を使う。
「くりっく株365 (取引所株価指数証拠金取引)」の
四本値のデータ取得 方法については、
「くりっく株365」の四本値をCSV形式で整形する方法
http://shunichi.hosono.com/?p=382
のページに、解説を載せておいた。
「0365 株365」のチャートを表示する。
ギャップ(窓空け)がほとんどない理由は、
「始値(寄付)」が 朝の8:30で、
「終値(引け)」が 翌朝6:00(サマータイム時は5時)
だからである。
ちなみに、 「1001 日経平均」の同じ個所のチャートは、次のとおり。