株の仮想トレード(つもり売買)練習を1年分、
つまり52週分を順番どおりに通してやってみると、
予想以上に、臨場感をもって実行することができた。
前回、「PPP赤折れ」狙いの手法で、2020年分の1年分をやったので
これが2巡目になる。まだ成績は比較できていないけど、
今回の「ウィークエンドPPP」手法の方が、単純明快なので、
こちらの方に軍配を上げたい。
当初の思惑どおり、
トレンドのある時にだけトレードに参加し、
それ以外の不安定な時は極力、トレードを避ける
というトレード方針に、かなり忠実なシグナルが出たからである。
でも、やっていく中で、弱点と改善事項がいくつか見つかった。
あきらかに「負ける」場面と「勝ちを帳消にされる」場面がある。
・高値ブレイクアウト時に、チャネルラインの上限にかかる場面
・窓を空けて高値飛び出しの陽線の翌日の「寄り天・陰線」の場面
・包み足の陰線で買い玉を手仕舞う場面
等々。
次の場面に進んでいく前に、今回の負けトレードをすべて
改善した方法で再度やってみる必要がある。
練習や検証は、やりっぱなしでは、あまり効果がない。
うまくいかない箇所を分析し、改善していかなければならない。
改善方法を理解したうえで、それを実践できるように、
再び同じ場面を練習して「これならできる!」と確信する必要がある。
それでも納得のいく成績がでなければ、
その手法そのものがダメなのかもしれない。
幸い、今回の「ウィークエンドPPP」手法は、バックテストの通り、
仮想トレード(つもり売買)練習の成績は、なかなか上出来だった。
どんな難しい相場でもコンスタンスに利益を上げられるような
「株職人」さんにとっては、こんなのは、ぜんぜんダメな方法かもしれない。
でも、私のような、下手なシロウト級トレーダーにとっては、
失敗の少ない手法なのではないかと実感している。
ちなみに今日、本番の場面で同じことをやると、次のようになる。
2022/06/24(金)
本日の対象銘柄は 4。うち、買い狙いは 3、売り狙いは 1。
まず最初に、本日の日経平均株価を確認。
大きなレンジ範囲内での動き。直上に長期MAがあるので、ここで一旦止まるか。1銘柄目「4503 アステラス製薬」。買いのみ
週明け、チャネルライン上限で上ヒゲが出て、上昇7本目なので、買わない。2銘柄目「6055 ジャパンマテリアル」。買いのみ
週明け、週足チャネルライン上限での「寄り天・陰線」なので、買わない。3銘柄目「7550 ゼンショーホールディングス」。買いのみ
週足、陰線で、RSIが揃って下落なので、買わない。4銘柄目「5703 日本軽金属ホールディングス」。売りのみ
週明け、赤折れになったので、空売りはしない。以上、今回は、トレード対象なし。
ちなみに私が今保有しているのは、
「7211 三菱電機」 と 「8697 日本取引所(JPX)」を ほんの少しだけ。
最後に、前回の仮想トレード(つもり売買)練習の続きを、掲載しておく。