昨年から、いろいろなツールを試行錯誤で作ってきた。
まだまだ、何か物足りないものがあるけど、
概ね、活用できる段階になってきたと思う。
ツールとは、自分の労力をアシストしてくれる存在 と定義するならば、
必ずしも、ハイテクなものだけに限定する必要はない。
たとえば、デイトレードを行う場合は、
異なる時間軸のチャートでの、それぞれのトレンド状況を
同時に把握したうえで、売買判断を行う必要があるけれども、
トレード用ツール(MT4、MT5等)がいくら優れていても、
肝心の自分の頭(記憶力と感情) が それに対応できていなければ、
正しい判断を下すことができない。
日足、週足、4時間足、1時間足 のチャートをすべて見て、
トレンドの向きや節目などをすべて確認して理解したつもりでも、
実際の売買の結果は・・・・・
・1分足を見たらすごい急上昇だったので、つられて買っちゃった!
・逆に動いたので切って、逆に入れちゃった!
・下値をブレイクしたので売りを入れたけど、上位足では上昇トレンド中だった。
というような恥ずかしい失態を起こすことがある、という現実がある。
「私は気をつけているから絶対に大丈夫」だという過信は、何の役にも立たない。
こういう失態を防ぐために私は、このような デイトレード用補助ツール を作ってみた。
これは、100均で打っている「8マス区切りの透明ケース」と、
トレンド方向を示す 矢印の形をしている「駒」で成り立っている。
使い方は簡単で、右の「D1(日足)」から順に、各チャートをチェックして、
ダウ理論に基づく 高値と安値の 切り上げ・切り下げ の状況から
トレンド方向を判断して、「上向き」または「下向き」にして、
所定の位置に駒セットする。トレンド方向が未確定の場合は「横向き」にする。
ローソク足が5本間隔くらいの小さなトレンドと、
ローソク足が20本間隔くらいの中くらいのトレンドに分けて、セットする。
これを、「H4(4時間足)」、「H1(1時間足)」、「M15(15分足)」の順に行う。
すべてが同じ方向を向いた瞬間が、トレンドフォロー手法における、
エントリーポイントの候補になる。
これをすべて頭の中だけで実行できるようなデイトレーダーの場合は、こんなツールは必要としないけれども、
未熟者は、こういうことでもしないと、ルールどおりにトレードするのは難しい、というのが現実である。
ちなみに、私は、この矢印の形をした駒を、3Dプリンターを使って手作りした。
紙とペンで同じことをやったのでも同じ効果があるかもしれないけれども、
駒を使った方がワクワク感があるので、遊び心を ちょっと加えてみただけである。
カードゲームのように、矢印を印刷したカードを使っても、おもしろいかもしれない。
これを使うのは、日足または4時間足レベルで、トレードチャンスが来そうな場合である。
「M15(15分足)」以外のトレンドがすべて同じ方向を向いている状態で、
「M15(15分足)」のトレンドがいよいよ同じ方向になった時、
すべての矢印が揃う時の ビンゴになる瞬間は、練習をしていても面白いものである。
この、矢印が全部、見事に揃ったトレンド状態 が 目の前で形になっている有様を見れば、
逆方向へエントリーしよう 等という気持ちは絶対に起こらない。
以上、そういう目的のための、ツールでした。
さて、株式トレードの方も、真面目にやらなければ、と思う。
今は、こんな感じ。
2811 (カゴメ) 100株 買い継続
3231 (野村不動産) 100株 買い継続
7211 (三菱自動車) 200株 買い継続
7453 (良品計画) 200株 本日手仕舞い
まだまだ全体が上昇トレンド中なので、空売り は失敗が多い。
上記の 2811 (カゴメ) は、空売りから買いに変えており、
3038(神戸物産)も同様だけども、先週の 上ヒゲで 手仕舞った。
株の方は、今月はあまり良い成績を上げていない。
損切りコストが大きかったので、今月は このくらいにしておこうと思う。