2020/08/30

日経225先物(約30年分)チャート画像を使っての、日めくりトレード練習

 先日、日経225先物(当限継ぎ足)の、
日足・週足・月足の連動チャートを作成したので、
これをトレード練習に活用しようと考えてみた。

データは約30年分が揃っているので、
今までチャートギャラリーでやっていたことは、
そのまま同じように実現することができる。

とりあえず、1990年7月16日から2020年8月28日までの分を
1日1画面の画像データに出力してみたら、7,397枚だった。

このファイルを画像ビューワー(Windows「フォト」等)で開けば、
左右のカーソルキーで、日めくりのトレード練習もできるし、
ペイントソフトで開けば、書き込みを行うこともできる。

全部つなげて、チャートの自動再生動画を作成することもできる。

これは、さっそく作ってみたので今朝、YouTubeにアップロードした。

この動画の原本になっている静止画のチャート画面(7,397枚)を使って
日めくりトレード練習を行う方法は、次のような手順になる。


(1)まず、データをダウンロード。

 ものすごく大きなサイズ(1.2GB以上)なので、
 携帯電波からのダウンロードは御法度。

日経225先物(当限継ぎ足) MA5本版チャート画像ファイル(1990/07/16~2020/08/28)
(注意! 約1.2GBあり)

日経225先物(当限継ぎ足) MA8本版チャート画像ファイル(1990/07/16~2020/08/28)
(注意! 約2.3GBあり)




(2)ダウンロードしたファイルを、ローカルのディスク上で展開(解凍)する。



(3)表示を開始したい日付を選んで、右クリックして、Windowsの「フォト」で開く。




(4)書き込みをしたければ、「プログラムから開く」で「ペイント」を選択して開く。



2020/08/13

EUR/JPY(ユーロ/円)が PPP(パンパカパン)へ

日経平均株価は、高値を更新して、レンジを上抜けするかもしれない。
でも今日は、SQの日なので、変な動きをするかもしれない日 である。
SQを過ぎてから、それでも高値更新するか? を見るまでは、手出しできない。

そんな中、今、分かりやすい値動きをしているのが、
「EUR/JPY (ユーロ/円)」 である。

とても順調な、PPP(パンパカパン)なので、
どこで買っても、ほぼ大丈夫。
押し目からの陽線で買っていけば、間違いない。

上方向には、障害物となるもの
(前回高値、節目、移動平均線 等)がないので、
しばらくは手放しで上昇すると期待できる。

次の障害物は、127円台の、月足の雲(一目均衡表の先行スパン1)だ。


 <EUR/JPY (ユーロ/円) 日足>
EUR/JPY (ユーロ/円) 日足

 <EUR/JPY (ユーロ/円) 15分足>
EUR/JPY (ユーロ/円) 15分足



2020/08/12

神戸物産(3038)は、そろそろ一旦、天井か?

神戸物産(3038)は、今回のコロナ・ショックの影響をほとんど受けず、2年以上も上昇を続けてきた銘柄である。

月足を見ると一目瞭然だけど、この間、株式分割が2回もあったので、
実質的にはもっと急角度で上昇していたことになる。

これをずっと「買い」で持ち続けていたら苦労しなかった、と思う。
買ってすぐに売る、を何回かやったけど、ほぼ全勝だった。

信用取引で買っている人が多いせいかどうかは分からないけど、
こんなに一方的に上昇を続けている銘柄でも、半年ごとに、
少しだけ下落して押し目をつけてくる。

昨年9月に、ローソク足 23本分の下げがあった。
今年3月のコロナ・ショックの時に、少しだけ下げた。
このパターンだと、今年も8月から9月にかけて、
一旦は下落する時期があると思う。

今日は、100株だけ、空売りを入れてみた。

上昇の勢いが弱まってきて「三尊天井」を形成しそうだから、である。
下げ止まったら、こんどこそ「買い」をずっと持っていようと思う。


2020/08/10

過去のチャートで、1日ずつめくりながらトレード練習するためのツールについて

株のトレーディング技術を修得するのに、過去のチャートを使って1日ずつめくりながら、売買の建玉を考える、という練習法がある。

出来上がったチャートを見て、後から分析をすることができても、過去の場面に遡って、先が見えない状態で、売買の判断を下すというのは、やってみると、なかなか難しい。

でも、チャートの同じ個所の場面を、繰り返しやってみると、考慮すべき点がだんだんと分かってくるので、とても効果がある。


私は昨年、自作の「細野式ポイント・アンド・フィギュア・チャート」で、過去日を指定して1日ずつ前後に進んでいけるシステムを作った。

1日進むごとに、売買判断に使う、各種指標の値が変化していくので、過去日においても、その変化を見ながら売買判断を下す、というのが重要だと感じた。

その後、相場師朗先生の「株塾」で学び始めた時に、「チャートギャラリー」のソフトを使うと、ローソク足チャートで、同様の日めくり練習ができることを知ってからは、それで練習をしている。


最近は、「チャートギャラリー」ではなく、自作の ローソク足(&移動平均線)チャートを使って、日めくり練習をするようになった。

「チャートギャラリー」が不要になったわけでは、決して、ない。
「チャートギャラリー」には、相場(あいば)式 で使う指標以外にも、別なものを表示させる場合があるので、そういう時に使用するし、全体を俯瞰して見たり、銘柄を高速で切り替えて見たりするのにも使用するので、これは絶対に欠かせない。

日めくり練習についてだけ、「チャートギャラリー」で 物足りないと感じていて、絶対に欲しいと思ったのは、次のような機能である。

 ・過去日を直接指定して、その日が最新日になった状態で表示する。

 ・日足を1日めくった時に、週足と月足が連動して動き、同時に見ることができる。
  (その日時点で未完成の、週足・月足データを表示)

 ・右カーソルキーで1日進めるだけでなく、左カーソルキーで1日戻ることができる。

 ・過去の高値、安値の値を、クリックせずにマウスオーバーで確認できる。

 ・移動平均線の表示パターン(0本、2本、5本、8本)を一発で切り替えられる。


些細なことだけど、既製品のソフトで、これが実現できているツールが見つからないので、自作した次第である。


今のところ、自分専用の私的ツールなので、ほぼ非公開 であるが、今後、誰かが、私のこのアイディアをパクって、本格的なチャートソフトを開発してくれることを期待したい。

私は たまたま、Google chart tools という無料で使えるツールがあったので、チャートシステムを簡単に手作りすることができたけど、システムの専門家が本格的に開発すれば、もっとすばらしいチャートソフトを作ることが可能だと思う。

有料「株塾」の上級者のレベルになると、こんな程度のツールに頼る必要がなくなるので、今までニーズがなかったのかもしれない。

初級者のレベルの人でも、日足・週足・月足 がどのように連動して動いているのかを目視で感覚をつかんだうえで、週足・月足の状況を加味した判断を徐々に加えていくと、実力が上がるのではないか? と思うけど、実態は分からない。

過去の自分の失敗トレードの反省・分析をひたすら行った結果、

 「あの時に、この週足と月足を見て判断していたら、絶対買わなかったのに・・・・・」

というような気付きを経験した人だけに役立つ機能 なのかもしれない。

2020/08/08

チャートギャラリーの日経平均先物の「当限継」データについて

パンローリング社「チャートギャラリー」のプロ版以上のエディションには、日経平均先物のチャートを表示する機能が付いている。

過去のチャート分析のために、各限月ごとのデータを合体させた「つなぎ足」を使うためには、「当限継」と指定するだけでよいので便利である。

でも、データが日付単位でごっそり抜けていたり、価格が明らかに間違っている箇所が目立つので、自分が保有していたデータから「つなぎ足」を作って比較してみたところ、チャートギャラリーでのデータの抜けや誤りが予想以上に多いことが分かった。

直近のデータは、ほぼ正確だけれども、過去のものになると、まだまだ誤りが多いようなので、「つなぎ足(当限継)」を使用する場合は、少し注意が必要かもしれない。

<主な相違箇所>

・2016年以降、日経先物ミニ(mini)のデータに変わっているらしい。限月もミニ(mini)のものが採用されているようなので、それでつないでいくと、価格がほぼ一致した。価格は、ラージとほぼ変わらないので、問題はない。

・各限月の最終取引日(SQ)の日のデータが異なっている箇所が多い。当限のものが採用されているか、あるいは夜間取引の反映有無で、差が出ているのかもしれない。

・時々、データが抜けている日があったり(1990/10/02 他)、何十日もごっそり抜けている箇所がある。2台のインストール済PCを比較してみると、抜けている箇所は異なっているけど、トータルで約50行以上が消えている。


いずれも、限月を指定して開いてみると、データは存在している。
チャートギャラリー側で「当限継」を作成している内部処理に何らかの誤りがあるのかもしれない。

過去のチャート分析を行う時に、ごっそり抜けている部分が見つかったら、「当限継」ではなく、わざわざその当時の「当限」月を指定して開くようにすれば、問題はない。

私の自作チャートでは、日経平均先物の価格を、チャートギャラリーの各限月データを最初から一つずつ つなぎ直してから移動平均線を計算したものを表示させている。

だから、チャートギャラリーの「当限継」と比べると、ローソク足の形が違っているものが何か所かある。

システム売買の場合は、その違いは許容できないけど、チャート分析ならば・・・いちいち気にする必要はない。

日経平均先物の日足・週足・月足チャート

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