相場師朗先生の「世界一安全な株のカラ売り」という本には、2つの強力な技が紹介されている。
「PPP(パンパカパン)」と「逆PPP(ぎゃくパンパカパン)」は、相場師朗先生の、どの本にも書かれているので、よく知られているけど、それと併用すれば最強になる技が、この本の 57ページ目から紹介されている。
それが、「クレヨン」と「くちばし」である。
日々の銘柄選びに、これを使わない手はない。
毎日、そのための銘柄抽出を、いちいち 一つずつ 抽出 を積み重ねながらやるのは面倒なので、ボタン一発でやってしまいたい。
ボタン一発でやってしまえるならば、思いついたら とりあえずプッシュして、結果を見ることができる。
ボタン一発でやってしまえるならば、実行する回数を増やすことができるので、検証作業も効率が上がるし、精神的なハードルも低くなる。
ということで、私の自作ツールで、4つの ワンプッシュボタンを作ってみた。
(1) 日足・週足・月足がすべて「PPP(パンパカパン)」
(2) 日足・週足・月足がすべて「逆PPP(ぎゃくパンパカパン)」
(3) 日足・週足・月足がすべて「クレヨン 上向き」
(4) 日足・週足・月足がすべて「クレヨン 下向き」
これで、大雑把に抽出しておいて、さらに「下半身?」や「くちばし」のシグナルが出ているものを抽出し、チャートの形を見て消去法で選んだ銘柄が「当たり」か「ハズレ」かを確認する練習を、もっとたくさんやっていこうと思う。
たとえば、今週の月曜日(7月27日)に、
(4) 日足・週足・月足がすべて「クレヨン 下向き」
で抽出したものを今日、見てみると、
全銘柄が「当たり」だったことを確認できる。
私も次の日、いくつか空売りをした。
4666 パーク24
4902 コニカミノルタ
7211 三菱自動車工業
8058 三菱商事
等、
これらは「逆くちばし始」のマークも出ていた。
100株ずつなので、まだまだ練習中。
せっかくワンプッシュボタンでの抽出ができるようになったので、
過去の相場の日付に遡って、どんどん押してみて、分析してみようと思う。
うまくいくパターン と うまくいかないパターンを見分けられる目を養うことができれば、最新日付の相場でも 同じ判断ができるようになると期待したい。