2022/06/14

検証中のトレード手法「ウィークエンドPPP」(仮称)の続き(2022年6月10日)

日中、別の職業で頑張っている サラリーマン・トレーダーは、
ザラ場のチャートを見ることができない。

それは不利か?といえば、そんなことはなく、
取引時間が限られている日本株に限れば、むしろ有利でもある。
ザラ場中のチャートを見たために、計画外のトレードを行うことを
「仕事中は絶対にやっちゃだめだよ!」と戒めることができるからである。

でも、そのように考えることができるためには、ルーチンワークの如く、
「一貫性のあるトレード手法」を遂行している状態 になっている必要がある。

手法は、シンプルなのが一番である。

練習でも本番でも、一貫して、同じように、できるのがよい。

ということで考えて検証中なのが、仮称「ウィークエンドPPP」手法である。
そのトレード・ルールは、次のとおり。

・毎週、ウィークエンド(土日)に、次の条件を満たす銘柄をリストアップする。
 週足完成日である金曜日の終値を基準とする。

 (抽出条件1)日足・週足・月足がすべて PPP または 逆PPP であること
 (抽出条件2)日足ADX と 週足ADX が揃って上昇中

・金曜日の日経平均株価チャートを見て、
 
ウィークエンド(土日)に、次週の仮シナリオをいくつか考えておく。

・週明けの月曜日の夜から火曜日の朝にかけて、
 月曜日の終値を基準としたテクニカルチャートにて、売買判定を行う。
 仮シナリオの流れが継続している場合のみ、トレードを行う。

まだまだ整理できていないのでシンプルではないけれども、
このようなプロセスを毎週行っていけばよい。

「トレードが発生している時にだけ参加する」という方針ならば
出動回数は少ないものの、負け越すことだけは避けられるはず、である。

ということで、いつもの「仮想トレード(つもり売買)」練習を
もう少し最近の日付で、やってみようと思う。


2022/06/10(金) 

株式トレーディング練習帳

本日の対象銘柄は 19。うち、買い狙いは 12、売り狙いは 7。


まず最初に、本日の日経平均株価を確認。

日経平均チャート(2022/6/10)

勢いよく上昇してきたけど、前回高値および 300日MA(≒60週MA)で上値を抑えられて下落。
週明け、この高値を突破したら上昇気運だけど、下落に向かったらレンジ相場へ逆戻り。


1銘柄目「3231 野村不動産ホールディングス」。買いのみ

3231 野村不動産ホールディングス
週明け、陰線で5日MAを割り込み、ADXも下落したので、買わない。


2銘柄目「3659 ネクソン」。買いのみ

3659 ネクソン
週明け、5日MAと20日MAを同時に割り込んで、ADXも下落したので、買わない。


3銘柄目「4503 アステラス製薬」。買いのみ

4503 アステラス製薬
週明け、陰線続きで、ADXが下がったので、買わない。


4銘柄目「6301 小松製作所」。買いのみ

6301 小松製作所
週明け、赤折れになり、ADXもRSIも下落したので、買わない。


5銘柄目「6988 日東電工」。買いのみ

6988 日東電工
週明け、上ヒゲ陰線で5日MAを割り込んで赤折れになり、ADXもRSIも下落したので、買わない。


6銘柄目「7202 いすゞ自動車」。買いのみ

7202 いすゞ自動車
週明け、陰線で5日MAを割り込み、ADXが低下しているので、買わない。


7銘柄目「7550 ゼンショーホールディングス」。買いのみ

7550 ゼンショーホールディングス
週明け、連続陽線ながらも、赤折れになったので、買わない。


8銘柄目「7832 バンダイナムコホールディングス」。買いのみ

7832 バンダイナムコホールディングス
週明け、5日MAを割り込んで赤折れになったので、買わない。


9銘柄目「8031 三井物産」。買いのみ

8031 三井物産
週明け、陰線で5日MAを割り込み、RSIも揃って下落しているので、買わない。


10銘柄目「8630 SOMPOホールディングス」。買いのみ

8630 SOMPOホールディングス
週明け、陽線ながらも5日MAを上抜けずに赤折れになり、RSIも揃って下落しているので、買わない。


11銘柄目「8766 東京海上ホールディングス」。買いのみ

8766 東京海上ホールディングス
週明け、陽線ながらも5日MAを上抜けずに赤折れになり、ADXがわずかに下落なので、買わない。


12銘柄目「8801 三井不動産」。買いのみ

8801 三井不動産
4連続陽線で、週明けも陽線で5日MAの上をキープした。
しかし上ヒゲが多く、RSIも下がってきているので、相場状況から判断して、買わないことにする。


13銘柄目「2269 明治ホールディングス」。売りのみ

2269 明治ホールディングス
週明け、陽線で5日MAを上抜いたので、空売りはしない。


14銘柄目「2809 キユーピー」。売りのみ

2809 キユーピー
週明け、前回安値で支えられて陽線なので、空売りはしない。


15銘柄目「2871 ニチレイ」。売りのみ

2871 ニチレイ
週明け、前回安値で支えられて陽線なので、空売りはしない。


16銘柄目「3549 クスリのアオキホールディングス」。売りのみ

3549 クスリのアオキホールディングス
週明け、ADXが下がり、横ばい中で陽線なので、空売りしない。


17銘柄目「4206 アイカ工業」。売りのみ

4206 アイカ工業
週明け、下値更新ながらも陽線で、週足ADXが下落、RSIが三拍子揃って上昇なので、空売りはしない。


18銘柄目「7956 ピジョン」。売りのみ

7956 ピジョン
週明け、一応は3連続陽線で、ADXが下がり、横ばい中で陽線なので、空売りしない。


19銘柄目「9506 東北電力」。売りのみ

9506 東北電力
週明け、赤折れ「下半身」になったので、空売りはしない。


以上、結局この日は、1銘柄もトレードを仕掛けない判断をした。

こんな手法でいいのか? という気もしないわけではないけれども、
私のような、トレード技術が未熟な者にとっては、とにかく失敗を避けたいので、
勝てることが確信できないような場面で、わざわざトライする必要などないと思う。

この日よりも後、「空売り」すれば成功だったのに・・・・・
という結果になるかもしれないけど、先のことは分からないので、
気まぐれでトレードするよりは、「練習どおりのトレード」 をやった方がよい。


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