2022/03/15

ボリンジャーバンド幅(Bollinger Band Width Ratio) が収束している銘柄を抽出

 自作トレードツール「銘柄選定用 移動平均線サマリー」に
ボリンジャーバンド幅(Bollinger Band Width Ratio。略してBBW) が小さい銘柄、
つまり長期間、もみあい状態のまま膠着している銘柄の抽出機能を追加してみた。

市場全体が明確な「上昇トレンド中」「下落トレンド中」の時は、そのトレンド方向に向いた銘柄を選ぶのがよいけれども、そのトレンドの初動段階で銘柄観察を開始できるようにするためには、あらかじめ「トレンドが全くない」状態の銘柄を探しておきたい。

「もみ合い状態からの上抜け・下抜けを待っている」場面で、トレンドの順方向へ抜けてくれると、かなり楽になる。

抽出条件は、

・日足BBW(Bollinger Band Width Ratio)が 10未満
・週足BBW(Bollinger Band Width Ratio)が 15未満

としてみた。

チャートを見てみると、まさに「週足横ばい状態」の銘柄が出てくる。

併せて確認する指標として、

・ADX も低い状態であること
・RSI が50に近いこと
・移動平均線が密集していること

等がある。


エントリーのタイミングは、

・上下のレンジを終値ベースで超えたこと
・日足で、BBWとADXが同時に増加していること
・ボリンジャーバンドの ±2σを踏み越える。

等の条件で見る。

チャートギャラリーで、ボリンジャーバンドを表示させた状態で、毎日めくって観察するだけなので、簡単である。

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