過去の高値・安値のブレイクアウトは重要なテクニカルシグナルだが、
出来高の増加が伴わないと、ダマシに終わることが多い。
四本値だけを使ったテクニカル指標だと出来高を考慮しないので、
出来高を伴う本物のブレイクアウトも、
出来高を伴わないダマシのブレイクアウトも、
全く同じものとして扱ってしまう。
ということは、
出来高を考慮してダマシを少なくできれば、
負けトレード回数や損切りコストを抑えることで、
トレード成績の向上が期待できることになる。
そこで、自作ツールのブレイクアウトシグナル
「▼下抜」「△上抜」に
出来高を示すアイコンを付加していくことにする。
当日の出来高を、前日時点での20日出来高平均と比べて、
その増加率を現すアイコンを4種類付加してみた。
100%未満は「-」(マイナス)
120%未満は「=」(イコール)
120%以上は「+」(プラス)
150%以上は「++」(ダブルプラス)
の4種類である。「+」以上だと信憑性が高いと判断する。
「▼下抜 +」「△上抜 +」のように表現する。
さて、もう一つついでに、
過去の高値・安値のブレイクアウトした後に、
そのまま高値および安値を更新している場合に、
「▼下抜」「△上抜」が出続けるのもおかしいので、
表現を少し変えることにしようと思う。
とりあえず、
「▼更新 +」「△更新 +」のようにしておこうと思う。
これも出来高アイコンを付加する。
ブレイクアウトは、終値ベースで、出来高の増加を伴って、合格と判定する方がよい。
例外があるかもしれないけれども、わざわざ考慮しなくてもよいだろうと思う。
デイトレードはともかくとして、ポジショントレードでは出来高が重要になる。
トレイリングストップによる「逆指値変更」の判断も、
出来高を考慮するように改善していこうと思う。
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