ラベル ポイント・アンド・フィギュア の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ポイント・アンド・フィギュア の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2022/04/15

移動平均線(MA)が1箇所に密集している銘柄を見つけられる機能を追加

これから大きく値動きしそうな銘柄を選ぶ場合、
移動平均線が密集している状態から拡散し始めた頃が理想である。
相場師朗先生の手法でいうと「ものわかれ」である。

既に移動平均線が拡散してしまった銘柄を選ぶと、
出遅れて「高値づかみ」になる可能性が大きいので、
そうなる前に観察しておいてチャンスを狙うのが基本である。

私の自作ツール群にはもともと、移動平均線が集中している状態を調べる機能があった。
でもそれは「赤(5MA)の近くに他の移動平均線が近くにある」というものであり、
「株塾の公式ツールをパクっている!」 という批判をした人がいたので、取り下げていた。

べつに「赤(5MA)の近く」であることには こだわらないので、
「終値(1MA)の近く」に変えて復活させることにした。

終値(1MA)に対して、終値の1%以内に位置している移動平均線(MA)を表示する
というだけなので、計算式も単純である。

私が勝手に名付けるとすれば、SMAC (Simple Moving Average Convergence) である。
たとえば、NYダウのチャートを見ると、1箇所に集まってくる様子が確認できる。


さてもう一つ、ポイント・アンド・フィギュア(P&F)チャートも
ワンクリックで開けるようにリンクを追加した。

大きく値動きするチャンスだけを狙うトレードを行うには、
BBW (ボリンジャーバンド幅)が長い間収束していて、かつ、
MA(移動平均線)が1箇所に密集しているもの、を狙うのがよい。


2022/03/16

ボリンジャーバンド幅の狭い銘柄の ポイント・アンド・フィギュア(P&F)を見る

 ボリンジャーバンド幅(Bollinger Band Width Ratio) が ずっと10%未満の銘柄をリストアップして、その後、どうするのがよいだろうか?

ボリンジャーバンド幅は、抽象的な値 なので、単なる手がかりにすぎない。
売買判定に使うのは必ず「四本値」であるべきで、できれば「終値」が望ましい。

私の場合、一目瞭然で迷わずに判定できるのが、ポイント・アンド・フィギュア(P&F)だと思っている。

昨日はいくつかの銘柄が長いレンジ状態を上抜けした。
たとえば、「2811 カゴメ」と「3197 すかいらーく」。

■ 2811 カゴメ

「2811 カゴメ」ポイント・アンド・フィギュアチャート

「2811 カゴメ」複合チャート


■ 3197 すかいらーく

「3197 すかいらーく」ポイント・アンド・フィギュアチャート

「3197 すかいらーく」複合チャート


どちらも、PPP(パンパカパン)の始まりを捉えることができた。
圧倒的なトレンドが発生していない時は、こういうのを狙うのが良さそうだ。

2021/10/03

3種の日経平均(指数、先物、CFD)を、ポイント・アンド・フィギュア(P&F)チャートで一目瞭然比較

日経平均(日経225)という名が付くチャートは、株価指数の日経平均株価の他にも、いくつかある。
代表的な商品として、先物、CFD(差金決済取引)、ETF、ETN等がある。

先物だと、日本取引所グループ(JPX)の「日経平均先物」の他にも、シカゴとシンガポールがあり、
CFDの場合は、証券会社ごとの相対取引による施設取引所で、たくさんの種類があり、
ETFやETNも何種類もの商品が上場されている。

「サヤ取り」をやっているなら、いくつかの種類のチャートをチェックする必要があるけれども、
そうでなければ、代表的なものだけを押さえておけばよい。

私も実際にチェックするのは、次の4種類である。

・日経平均株価
・日経平均先物(mini)
・くりっく株365の 日経平均CFD
・XM Trading社の 日経平均CFD (jp225cash)

これらの値動きの違いを大雑把に確認するのに、
ポイント・アンド・フィギュア(P&F)チャートは、とても役立つ。

微妙なニュアンスを確認するには、ローソク足、移動平均線、その他の指標(ADX, RSI, BB幅 他)を使うのがよいけれども、

「ひと目パッと見ただけで」

という条件がつけると、ポイント・アンド・フィギュア(P&F)がダントツに見やすい。

たとえば、3種の日経平均(指数、先物、CFD)をポイント・アンド・フィギュア(P&F)チャートで見てみると、次のようになり、それぞれの違いが認識できる。

1枠幅は 100円で表示させているが、1枠幅を変えることで、違う形が見えてくる。


・日経平均株価

日経平均株価 ポイント・アンド・フィギュア(P&F)

・日経平均先物(mini)

日経平均先物 ポイント・アンド・フィギュア(P&F)


・くりっく株365の 日経平均CFD

くりっく株365の 日経平均CFD ポイント・アンド・フィギュア(P&F)


ちなみにこれを、ローソク足 + aiba移動平均線 で見てみると、次のようになる。


・日経平均株価

日経平均株価 チャート

・日経平均先物(mini)  ※前日15:15時点

日経平均先物 チャート

・くりっく株365の 日経平均CFD

くりっく株365の 日経平均CFD チャート


チャートやテクニカル指標というものは、必ず一長一短があるものなので、
1種類だけに絞ると必ず「片手落ち」になる。

どうせ2種類見るのなら、両極端の立場のものを見る方が、本質を見つけやすい。

繊細な「ローソク足&移動平均線」と、大雑把な「ポイント・アンド・フィギュア(P&F)」は、とても良いコンビだと確信している。

2021/09/27

ポイント・アンド・フィギュア(P&F)サマリーを作成

ポイント・アンド・フィギュア(P&F)チャートは、意味のある値動きが発生した時にしか、更新しない。
意味のない値動きはノイズとみなして何も記録されない。

意味のある値動きとは、

・順方向に、上値または下値を1枠以上更新した時
・3枠転換して、逆方向にターンが変わった時

の2つである。

相場全体の中から、この2つのシグナルを横断的にひろって、
一覧にしたサマリー表を作ってみた。


・取引所CFD&FX [くりっく365]

取引所CFD&FX [くりっく365] のポイント・アンド・フィギュア(P&F)サマリー


・日本株 [ 日経平均およびJPX400銘柄]

日本株 [ 日経平均およびJPX400銘柄] のポイント・アンド・フィギュア(P&F)サマリー


・米国株 [ S&P500銘柄 ]

米国株 [ S&P500銘柄 ] のポイント・アンド・フィギュア(P&F)サマリー


日足、週足、月足の、それぞれ3つのスケールの1枠幅での状況を
まとめて表示させてみることで、大局が見えるようになっている。

1枠幅が(大)のものが「3枠転換」を起こしている場合は、
明らかなトレンド変換の可能性が高いと見ることができるけれども、
これをさらに、週足や月足の状況を見ることで、裁量判断ができる。

私は、最近学んだ 維新の介さんや相場師朗さんのトレード技術を応用して、
さらに総合的に判断するために、ローソク足と移動平均線も確認する。

年に数回程度でいいから、本当に確信できるチャンスのみ参加して、
それ以外を「絶対やらない」ようにして、高勝率を確保していきたい。

ポイント・アンド・フィギュア(P&F)でのトレードの基本は、
価格が飛び跳ねる時だけを狙ってトレードする」なので、
これを 自分に徹底させる 目的のために、P&Fを役立てることができる。


2021/09/25

現物株ならではの、ポイント・アンド・フィギュア(P&F)の課題

ポイント・アンド・フィギュア(P&F)は、手書きで簡単に書ける、超ローテクなチャートである。

ローソク足と違って「○」または「×」印を書くだけなので、とても簡単で、しかも、必ずしも毎日書く必要がない。

そんな簡単に書けるチャートなのに、これをパソコンで自動的に描画させようとすると、意外にも難しい。

ロジックは単純なのだけれども、毎日更新される四本値の値から、最新状態を更新し続けるという行為が、とても難易度が高いのかもしれない。

それでも、チャートを自動的に描画させるシステムがあれば、複数の銘柄、複数の時間枠、複数の値幅 に対して、ポイント・アンド・フィギュア(P&F)のチャートをいくつでも自動生成させることができるので、多面的に分析できる、というメリットがある。

手書きでやっていたら、せいぜい数銘柄の更新が限度だと思う。

徹底的に銘柄を絞り込める、というメリットはもちろんあるけれども、
最初にその銘柄を絞り込めるようになるまでの過程で、活用することができる。

そういうわけで、今回、現物株の ポイント・アンド・フィギュア(P&F)チャートのシステムに手を付けてみたわけである。

1枠の値幅をいくらにしたらいいか?の課題は、3種類の値幅を用意することで、一応解決した。

が、株式分割等が発生した銘柄や、急に暴騰・暴落で価格が大きく変動した銘柄の場合は、やはりそのままだと不自然な表示になっているものがある。

 ・三井住友建設(1821)のように、1990年バブル時は13万円くらいなのに今は500円以下のもの
 ・日本郵船(9101)のように、この1年で4~5倍に上がってしまったもの
 ・神戸物産(3038)のような、いわゆるテンバガー銘柄

これらの銘柄は、少し工夫が必要だった。

実は、全銘柄を一挙に過去最大30年分で更新すると、ものすごく時間がかかるので、過去データは更新済みの状態にしておいて、直近のデータだけ更新する仕組みにしているので、ちょうどその区切りの時に大幅な価格変動があると、不自然なチャートになる。

バーが途中で切れてしまったり、途中で表が分割されてしまったりする。


・島津製作所(7701)での表示不具合

島津製作所(7701)のポイント・アンド・フィギュアチャート


・日本郵船(9101)での表示不具合

日本郵船(9101)のポイント・アンド・フィギュアチャート


これは、株式分割の時と同様に、前回更新した時の値幅と、直近の値幅を比較して、大幅変動があれば過去データを再更新して洗い替えする、という対応を行うことで解決する。

このメンテナンスを今後もやっていかなければならないので、これを自動化させる必要がある。

株価指数とFXでは、こんな対応は今までほとんど必要なかったので、現物株ならではの対応ということになる。

2021/09/24

ポイント・アンド・フィギュア(P&F)を、3つのスケールで確認する。

 スイング・トレードの場合、月足・週足・日足を同時に確認して、
長期的・中期的・短期的なトレンドの波を把握することが有益である。

それは、ポイント・アンド・フィギュア(P&F)でも同じなので、
月足・週足・日足 のそれぞれのスケールで見てみれば、
同じように分析することができる。

さて今回、私は、ポイント・アンド・フィギュア(P&F)の
1枠の値幅設定をいくらにしたらいいか?を考え抜いた結果、
大・中・小の3種類を用意して比べてみることになった。

そうしたら、月足・週足・日足 で見るのと同じように、
3種類のスケールで見てみると、別な形が見えてくることに気づいた。

これから全銘柄をゆっくりと見てみることにしたいが、
異なる形で見てみると、自分で思っていたトレンドの解釈が
逆に見えることもあるので、びっくりする。

たとえば、豪ドル(AUD)/米ドル(USD) [くりっく365] を、
私がメインで愛用しているチャートと、3つのスケールの
ポイント・アンド・フィギュア(P&F)で見てみると、次のようになる。


[AUD/USD] ローソク足と移動平均線のチャート(日足・週足・月足)


[AUD/USD] ポイント・アンド・フィギュア(P&F) 1枠: 0.001

ポイント・アンド・フィギュア(P&F) 1枠: 0.001


[AUD/USD] ポイント・アンド・フィギュア(P&F) 1枠: 0.005

ポイント・アンド・フィギュア(P&F) 1枠: 0.005


[AUD/USD] ポイント・アンド・フィギュア(P&F) 1枠: 0.01

ポイント・アンド・フィギュア(P&F) 1枠: 0.01


これらをどう活用していくか?といえば、
「押し目と戻り目」でエントリーする際に、
ポイント・アンド・フィギュア(P&F)を見て
最終判断を行うようにフィルタリングすることを目指したい。

価格が大きく飛び跳ねるチャンスの時だけトレードに参加し、
それ以外はひたすらチャンスを待ち続けるだけ、
というトレードの方が、確実性が高いと思う。


2021/09/22

ポイント・アンド・フィギュア(P&F)を、日本株と米国株の個別銘柄にも対応中

この1ヶ月間で、自作のトレーディング用ツールを再構成したことで、
対象銘柄を、日本株とFXだけでなく、米国株にまで広げることができた。

それならば、ついでに、ということで、
私が以前から使用している、ポイント・アンド・フィギュア(P&F)も
同じ基盤に載せてみて、同じ銘柄を扱えるようにしてみたくなった。

実際にトレードに使用するのは、株価指数とFXだけで十分だけど、
個別株を表示させてみたらどうなるだろうか? と思った。

ポイント・アンド・フィギュア(P&F)は、既製品のツールがほとんどなく、
知る人ぞ知る、マニアックなチャートなので、参考にできるものがない。
おそらく、現物株のトレーディングに使用している人はほぼ皆無だと思う。

私の場合はあくまでも、「ローソク足 & 相場(あいば)式移動平均線」チャートの
セカンドオピニオンとして、参考までに使用するつもりである。

個別株とはいっても、日本株は 日経225とJPX400、米国株は S&P500 銘柄に絞っている。
実際に作ってみると、1枠をいくらに設定するのか? というのが
切実な課題として立ちはだかることになる。

個別株の場合、株価指数やFXではありえないような、急騰や急落があるし、
価格水準が大きく変化するものもあるので、どの値が適切なのか、決めるのが難しい。

仕方ないので、とりあえずは、大雑把に3種類くらいを作っておいて、
その中から適切そうなのを選ぶ、というようにしようと思う。

たとえば、FX(米ドル円 USD/JPY)の場合、次の3種類を設定してみた。

  • 1枠= 0.1$   (10 pips)  日足の場合、普段はこれが最適かも。

  • 1枠= 0.5$   (50 pips)  

  • 1枠= 1.0$   (100 pips)



日本株では、1605 INPEXの場合、次の3種類で見てみると、


  • 1枠= 1円  これは、明らかに細かすぎる。


  • 1枠= 5円

  • 1枠= 10円


米国株では、AAPL( Apple社 )の場合、次の3種類で見てみると、


  • 1枠= 0.1  これは、明らかに細かすぎる。

  • 1枠= 0.5 

  • 1枠= 1.0


この後は今後、試行錯誤しながら調整していこうと思う。


2021/02/27

ボリンジャーバンド幅(Bollinger Band Width Ratio) の 活用法

相場は、トレンド状態の時 と もみ合い状態の時 が交互に訪れる。

値動きを確認した後にエントリーすると、すぐに値動きが終わった頃で、もみ合い状態になっていることが多い。
エントリーのタイミングが遅く、損切りのタイミングが遅いと、パーフェクトPPPなのにぜんぜん利益がでないことも多い。

早くエントリーしていれば少なからず利益が乗ってくる場面でも、動いてからエントリーすると最初から最後までマイナス続きになっていたりする。
結局、損切りすることになったとしても、「打診買い」「試し買い」として、一歩早くエントリーしていた方が損失額が低くなることが多いので、遅れてエントリーするのは かえってデメリットが多いことになる。

それでも、きちんと上下どちらかにきちんと抜けてから、遅れてからエントリーした方がよい(かもしれない)場面は、「もみ合い状態からの上抜け・下抜け」の場面である。

株の場合、ザラ場で5分足や15分足を見ることができる人は早くエントリーできるかもしれないけれども、そうでない人は、終値を確認してからエントリーするのが賢明である。

さて、「もみ合い状態からの上抜け・下抜け」の場面を狙うには、短期・中期・長期の移動平均線の密集状態を確認するのが簡単だけれども、それと併せて、ボリンジャーバンドの上下幅が極限まで小さくなっていること、というシグナルが出ていると、より確実である。

ボリンジャーバンド幅を数値で表したのが、「BB Width Ratio」と呼ばれる指標で、中心線である 20MA の価格に対するバンド幅の割合を示している。

たとえば、日経平均株価の20日移動平均線の値が 20,000円の時に、バンド幅が 1,000円の場合、5% という数値になる。

直近の高値と安値の間が数百円の狭いレンジ範囲内で、上か下に揺れ動いている状態なので、上下どちらかに動き出せば、大きく飛び跳ねることが予想できる。

日経平均先物チャートで見てみれば、一目瞭然である。
ボリンジャーバンド幅が狭くなっている状態の後に、+2σまたは-2σのバンドを突き破る陽線または陰線が出たのを皮切りに、勢いのあるトレンドが発生することが多い。


トレーダーの中には、そのような「価格が大きく飛び跳ねる時だけしかトレードしない」という人もいるくらいである。

私が以前読んだ本で、えつこさんという人が書いた「 待つFXという本で、「BB Width Ratio」と「ADX」が同時に上昇する時だけを待ってトレードする方法が紹介されていた。

ポイント・アンド・フィギュア・チャートを使う人も、価格が大きく飛び跳ねる時だけを狙うのが基本である。
ボリンジャーバンドを入れたチャートを見ている人は、バンド幅の振幅を目で確認することができる。

バンド幅が狭い状態が長く続いている銘柄ばかりを抽出して、毎日チャートとシグナルを確認し、ブレイクするまで待ち続けるというスタイルのトレードは、なかなか有望かもしれない。

「BBW(Bollinger Band Width Ratio) が10%未満」という条件で抽出した銘柄をチャートギャラリーの銘柄リストに登録して、毎日確認するだけでいいのだから、簡単だ。

その期間が長ければ長いほど、見込み利益は大きくなることが期待できるので、日足BBWだけでなく、週足BBWで抽出すると、良い銘柄が出てきそうだ。

そういう時は、価格が大きく動き始めた後に遅れて入ったとしても、勢いがあるので、失敗は少ないと思う。

本当かどうか?は、実際のデータを見て自分で納得した方がよいので、チャートで確認してみることをお勧めしたい。

過去30年くらいの日経平均株価の分析データを公開するので、EXCEL等で開いて、各種シグナルとの関係を分析してもらえればと思う。

日経平均のシグナルデータ(CSV形式) 約4MB ダウンロードリンク

2020/09/18

ポイントアンドフィギュア(P&F) と ローソク足 の同時進行チャート

 今まで、ありそうでなかった、
ポイントアンドフィギュア(P&F) と ローソク足 の
対比チャートを作ってみた。

ポイントアンドフィギュア(P&F) チャートをメインでトレードする人は、
普段、ローソク足を見ないのが鉄則 のはず。

ポイントアンドフィギュア(P&F) は、
ローソク足の細かなノイズ的な動きを無視して、
意味のある値動きだけをつなげていくチャートなので、
ローソク足を見るんだったら本末転倒なのだろう。

でも私は昨年から、相場師朗先生のトレード技術を学び始めて、
現物株のトレードをやり始めているのだから、今は、
ローソク足の方をメインに見ている。

ローソク足 と ポイントアンドフィギュア(P&F) という、
相反する性格を持つ2種類のチャートで、
同じ「日経平均株価の値動き」を違うそれぞれ角度から
見てみると、値動きの本質は全く同じであることが納得できる。

ポイントアンドフィギュア(P&F) チャートは、
値動きの「変化」に着目してデフォルメされているので、
株価が 膠着状態から上か下かに「跳ねる」時、
それがバネのように勢いのある、長~い1本棒で表現されるので、
これを利食うことができたときの喜びは大きい。

また、逆向きに3枠(1枠100円の場合は、300円分)進んだら、
逆指値のストップ注文で、損切りまたは利益確定、
というルールは、これからも併用して使えると思う。

ポイントアンドフィギュア(P&F) チャートは、
日経平均株価だけで使っているけれども、
年に数回しかないチャンスの場面では、
セカンドオピニオンとして、これからも活用していくつもりである。

2020/08/13

EUR/JPY(ユーロ/円)が PPP(パンパカパン)へ

日経平均株価は、高値を更新して、レンジを上抜けするかもしれない。
でも今日は、SQの日なので、変な動きをするかもしれない日 である。
SQを過ぎてから、それでも高値更新するか? を見るまでは、手出しできない。

そんな中、今、分かりやすい値動きをしているのが、
「EUR/JPY (ユーロ/円)」 である。

とても順調な、PPP(パンパカパン)なので、
どこで買っても、ほぼ大丈夫。
押し目からの陽線で買っていけば、間違いない。

上方向には、障害物となるもの
(前回高値、節目、移動平均線 等)がないので、
しばらくは手放しで上昇すると期待できる。

次の障害物は、127円台の、月足の雲(一目均衡表の先行スパン1)だ。


 <EUR/JPY (ユーロ/円) 日足>
EUR/JPY (ユーロ/円) 日足

 <EUR/JPY (ユーロ/円) 15分足>
EUR/JPY (ユーロ/円) 15分足



2020/07/23

日経平均株価は、Cup with Hundle か?


日経平均株価は、今から見れば、
ものすごく順調に、一方的に上昇していたことが一目瞭然だ。

ポイント・アンド・フィギュア チャートをで、
たまには違う形で見てみると、さらに納得する。

ローソク足チャートでは、気づきづらかったけど、
もしかして「カップ・ウィズ・ハンドル(Cup with handle)」
の形状になっているのでは? と思う。


  <細野式ポイント・アンド・フィギュア チャート>

  <一般的なポイント・アンド・フィギュア チャート>




私が改良した、ポイント・アンド・フィギュア チャートは、
値動きが小さいと、横幅が広がるようになって、
滞留状態をカウントするようになっているけど、
今回はその「滞留状態」が全く発生していない。

3月以降、100円単位の枠の範囲で、2日以上
同じ場所に滞留したことがほとんどなかったので、
上と下に、大きく振幅しながら、
ゆるやかに上昇していったことになる。

公的資金なのかどうか分からないけれども、
とにかく買い支えられて上昇しているのだと思う。

次に滞留状態のバーが発生したら、それが一つの変化点になる。

ローソク足チャート + 移動平均線 をベースに、
ポイント・アンド・フィギュア チャートを見ると、
今まで見えなかったものが見えてくる。

私は、相場(あいば)式 を始めてからも、
日経平均CFD や FX の時は、
「3枠転換での逆指値(STOP注文)」ルール を優先する。

なぜなら、上げる時も下げる時も、
「ドッカーン」と いきなり動くことが多いので、
「終値」まで待つことが許容できないから、である。

現物株のように、市場時間が限られているものは、
「終値」を重視した方がうまくかもしれないけど、
ザラ場をみないで3枠 (1枠100円の場合は、±300円)以上、
逆に動いて損失が出た場合、
証拠金残高が少ない人は、一旦撤退した方がいいと思う。

結果、上ヒゲや下ヒゲになって事なきを得たとしても、
3枠以上の損失は、致命傷 になり得るので、
絶対に避けるように徹底しないと、いつの日か必ず失敗する。


2020/05/02

2020年5月時点の 日経平均株価の分析

日経平均株価は、昨年と同様に、
ゴールデンウィーク前は、じわじわと上昇した。

昨年は、ゴールデンウィーク後に急落したが、
今年は、どうなるだろうか?




日経先物の夜間での終値は 19,490円まで下げたが、
ローソク足チャートと移動平均線を見ると、
20日移動平均線は割っていないので、
レンジ相場に戻っただけ、というふうに見える。

このままレンジ相場が続くとしたら、5月の中旬~下旬に
5~60日までのすべての移動平均線が 1点に集中するので、
そこからの、上下への大きな動きが期待できそうだ。
逆に、それまでの間は、レンジ相場が続くのかもしれない。

さて、別の見方として、
ポイント・アンド・フィギュア(細野式)で、
今の日経平均株価を見てみると・・・
やっぱり同じような予測になってくる。


一目均衡表の 先行スパン1と2の間の いわゆる「雲」の
ちょうど真ん中にいるので、範囲内で動くのでは?
と考えるのが妥当だけれども、「雲」の範囲を超えたら
大きく飛び跳ねることが極めて多いので、状況が変わる。

相場(あいば)式では、「一目均衡表」 は使用しないので、
これを使えば 邪教者 または 異教徒 扱いされそうだが、
別に、トレードシグナルとして使用するわけではなく、
単なる目安(節目)として使用するのならば、
自己責任で、自分だけで、活用すればよいと思う。

使い道も、計算方法も、その理論 も分からないような指標は、
「優位性」があるのかも分からないので、決して使うべきではない。

が、自分が得意で、よく理解しているものを使う場合は、
追加の移動平均線の1本 と同じくらいの意味があるので、
自己責任で、自分だけで、活用してみる価値はあると思う。

少なくとも、日経平均株価 だけ に関しては、
「一目均衡表」の各値(転換線、基準線、先行スパン1と2)や、
ボリンジャーバンドの2σ、3σ、そして 25日移動平均線は、
他の市場参加者やアナリスト等が多く意識している値
という意味で、「節目」になりやすい価格、だと理解している。

ちなみに、
私のオリジナル(細野式)ポイント・アンド・フィギュアは、
通常のポイント・アンド・フィギュア・チャートに、
次の要素を加えたものである。

・移動平均線と一目均衡表の値を表示(節目を見るため)
・転換日、滞留日数、カウントを表示(履歴と日柄 を見るため)
・価格が動かない日も、横方向に追記(もみあい状況を見るため)
・過去日に遡って見たり、日めくりが可能(過去分析のため)

これは、ただのツールの一種であり、
相場の値動きの流れを把握するのには役立つけれども、
具体的な「売り」や「買い」の「仕掛け」と「手仕舞い」が
伴わなければ、何の役にも立つことはない。

昨年の 10連休では、そのトレード手法を模索したおかげで、
相場師朗先生の 相場(あいば)式トレーディング法 に出逢い、
有料「株塾」に入会する機会を得ることができた。

相場(あいば)式 と ポイント・アンド・フィギュアは、
やはり、最高の組み合わせだと実感できる。

大雑把に 単純図形化した
「ポイント・アンド・フィギュア・チャート」を眺めた後に、
細かなニュアンスまで漏らさず正確に記録した
「ローソク足と移動平均線によるチャート」を読むと、
相場のリズムのようなものが見えてくることがある。

特に、長い揉み合い後の、上下どちらかへのブレイクアウトは、
両者のダブルシグナルだと、安心感が上がると思う。

2020/04/03

日経平均株価の、次の下値目標は?

日経平均株価は今週、やはり下げ方向へ向かった。
ポイント・アンド・フィギュアのチャートだと、
4/1(水)に、三角保合い形状を、下値ブレイクした
というシグナルが出ている。




すべての移動平均線 と 一目均衡表の基準線と転換線も
全部下抜けて、17,000付近までは節目が何も無く、
しかもまだ -1σ にも達していない水準なので、
まだまだ下へ進む可能性がある。
来週はSQなので、どちらかに大きく動くはず。

ローソク足の方では、下げ止まっているけれども、
今日、赤(5MA) が 緑(20MA) を下抜いて、
日足で 「逆PPP」 になったので、下がりそうである。
日経平均株価のチャート 2020/04/03



さて、今週の私のトレードは、下手だった。
電源開発(9513) の 買いヘッジ玉は、昨日、
買いヘッジの100株を切って、売りに変えたけれども、
倍返しにしなかったので、ヘッジのコストは回収できていない。

イズミ(8273) の 買いヘッジ玉は、昨日、
買いヘッジの100株を切って、売りに変えたけれども、
倍返しにしたら、大引けで反発上昇したので、往復ビンタになっている。

イズミ(8273) のチャート 2020/04/03


週末で、しかも 雇用統計の発表日だけれども、
今回はすべて、持ち越してみることにする。

ちょっと恥ずかしいけれども、現在の玉は、次のとおり。
この他、くりっく株365 の日経平均は、売玉 1枚あり。





2020/03/09

日経平均の下値目標値 19,000円での指値注文



日経平均株価は、20,000円をあっけなく割り込んで、
「ポイント・アンド・フィギュア」チャートでの
垂直目標値 19,000円まで一気に到達してしまった(3/9 引け後)。
こんなに見事な「メジャード・ムーブ」は、久しぶりだ。
「ポイント・アンド・フィギュア」チャート 2020/03/09


「くりっく株365の日経平均」は、
今朝、新規で売ったら19,738円だったので、
下値目標値である 19,000円の指値注文で
「決済買い」と「新規買い」注文を入れておいて、
夕方、それが両方とも約定した。

今時点で、19,000円をさらに割り込んで、さらに下がっているが、
さすがにそろそろ、-2σ と -3σの間に入ってきているので、
急反発してくると思われるので、このまま、買いを継続する。

でも、たとえ一時的でも、2枚の買い玉をかかえたまま
さらに 1,000円以上下げてしまうと、証拠金アラートが出るので、
1枚ヘッジ玉をいれておかなければならない。

4年前の安値である 15,000円までのドローダウンは想定するべき。

2020/03/07

日経平均株価の下値目標値


日経平均株価は、20,000円で一旦下げ止まるかもしれないけど、
もし 20,000円を割り込んだら、19,000円付近まで達するかもしれない。

「ポイント・アンド・フィギュア」チャートでは、
垂直目標値として、19,000円付近が見えてきている。
来週の、メジャーSQ日 で、どういう結果になるか楽しみだ。
「ポイント・アンド・フィギュア」チャート 2020/03/07



私は過去に何度か、こういう下値目標値で、
ダメもとで「指値買い」注文を入れておいたものが
約定してしまったことがある。

ローソク足だと「下ヒゲ」をつける場面なので、
ラッキーな利益になる場合もあったけれども、
さらに下げてしまう場合もあった。

こういう時のような、待ち伏せの「指値注文」は、
「両建て」にしておくと、有利かもしれない。

先物、FX、CFDのような、
ハイレバレッジの証拠金取引を行う場合は、
ほんの一瞬の「下ヒゲ」「上ヒゲ」がついただけで
「強制決済」されてゲームオーバーになることがあるので、
常に「最大ドローダウン」を計算する必要がある。


Translate