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2020/05/02

2020年5月時点の 日経平均株価の分析

日経平均株価は、昨年と同様に、
ゴールデンウィーク前は、じわじわと上昇した。

昨年は、ゴールデンウィーク後に急落したが、
今年は、どうなるだろうか?




日経先物の夜間での終値は 19,490円まで下げたが、
ローソク足チャートと移動平均線を見ると、
20日移動平均線は割っていないので、
レンジ相場に戻っただけ、というふうに見える。

このままレンジ相場が続くとしたら、5月の中旬~下旬に
5~60日までのすべての移動平均線が 1点に集中するので、
そこからの、上下への大きな動きが期待できそうだ。
逆に、それまでの間は、レンジ相場が続くのかもしれない。

さて、別の見方として、
ポイント・アンド・フィギュア(細野式)で、
今の日経平均株価を見てみると・・・
やっぱり同じような予測になってくる。


一目均衡表の 先行スパン1と2の間の いわゆる「雲」の
ちょうど真ん中にいるので、範囲内で動くのでは?
と考えるのが妥当だけれども、「雲」の範囲を超えたら
大きく飛び跳ねることが極めて多いので、状況が変わる。

相場(あいば)式では、「一目均衡表」 は使用しないので、
これを使えば 邪教者 または 異教徒 扱いされそうだが、
別に、トレードシグナルとして使用するわけではなく、
単なる目安(節目)として使用するのならば、
自己責任で、自分だけで、活用すればよいと思う。

使い道も、計算方法も、その理論 も分からないような指標は、
「優位性」があるのかも分からないので、決して使うべきではない。

が、自分が得意で、よく理解しているものを使う場合は、
追加の移動平均線の1本 と同じくらいの意味があるので、
自己責任で、自分だけで、活用してみる価値はあると思う。

少なくとも、日経平均株価 だけ に関しては、
「一目均衡表」の各値(転換線、基準線、先行スパン1と2)や、
ボリンジャーバンドの2σ、3σ、そして 25日移動平均線は、
他の市場参加者やアナリスト等が多く意識している値
という意味で、「節目」になりやすい価格、だと理解している。

ちなみに、
私のオリジナル(細野式)ポイント・アンド・フィギュアは、
通常のポイント・アンド・フィギュア・チャートに、
次の要素を加えたものである。

・移動平均線と一目均衡表の値を表示(節目を見るため)
・転換日、滞留日数、カウントを表示(履歴と日柄 を見るため)
・価格が動かない日も、横方向に追記(もみあい状況を見るため)
・過去日に遡って見たり、日めくりが可能(過去分析のため)

これは、ただのツールの一種であり、
相場の値動きの流れを把握するのには役立つけれども、
具体的な「売り」や「買い」の「仕掛け」と「手仕舞い」が
伴わなければ、何の役にも立つことはない。

昨年の 10連休では、そのトレード手法を模索したおかげで、
相場師朗先生の 相場(あいば)式トレーディング法 に出逢い、
有料「株塾」に入会する機会を得ることができた。

相場(あいば)式 と ポイント・アンド・フィギュアは、
やはり、最高の組み合わせだと実感できる。

大雑把に 単純図形化した
「ポイント・アンド・フィギュア・チャート」を眺めた後に、
細かなニュアンスまで漏らさず正確に記録した
「ローソク足と移動平均線によるチャート」を読むと、
相場のリズムのようなものが見えてくることがある。

特に、長い揉み合い後の、上下どちらかへのブレイクアウトは、
両者のダブルシグナルだと、安心感が上がると思う。

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